作品一覧

  • 反省的家族論 : カウンセラーが語る「私」の原体験
    5.0
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 仕事で「愛情エネルギー」を使い切ってしまう父・母、「どうだ、お父さんはすごいだろう!」----父親だけが「自己実現」を果たしている家族(または家族の誰か一人だけが「自己実現」していて、他はその犠牲になっている家族)、父・母が自分の殻に閉じこもり、子は「代理家族」の誰かを外に求めるという家族、祖父母の干渉が強く孫の人間的成長が阻害されている家族。→人は、過去にさまざまな家族体験を有しているが、それらをどのように思い出し、いまどのように捉えているかは、その人の「現在」に関わっています。著者は、心理学の研究・教育者、カウンセラーとして、自分の外に問題を設定し、それと取り組んできましたが、子どもが陥るさまざまな問題に向かう中で、自分自身の心の探求が十分でないことに気づく。すなわち、「自分がどのような心の傷を持ち、それに対してどのような手当がなされ、その後遺症が現在の自分にどのような形で残っているのか」。その「自己探求の旅」として、著者は自分の家族体験を掘り下げます。子どもの頃、父母、祖父母、姉は自分にはどう見えたか、何を記憶し、どう理解しようとしていたか。老いた親との関係のなかで、家族のあり方はどう変わっていったかなど、「そうでしかありえなかった家族のあり方」への視線を深め、そこに「自分」をあらためて見出していきます。→本書は、このように家族という問題をめぐって、とくに著者自身の家族体験を掘り起こしていく中で、家族と家族の中の個人の問題、そこにおける人の孤独や覚悟といったことなどを、エッセー風の読み物として、16項目ほどの見出しのなかで考えていった本です。→【目次】 1愛情配分と自己実現 2不幸の耐え方 3家族の中の「他人」 4家族の「たたかい」(1) 5家族の「たたかい」(2) 6祖母という存在 7親ではない大人の誰か 8「異人」との出会いと別れ 9家族が離れるとき 10家族の孤独と癒し 11幸福な家族の条件 12家族力について 13夫婦の親和力 14家族の「喪の仕事」 15家族の「老い」 16家族「再会」
  • 子どもが学校に行きたくないと言ったら読む本
    3.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ​【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されております。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。​ 「学校にいきたくない」子どもがそう言ったらどう対応しますか? マンガでわかりやすく、経験40年の専門家がアドバイスします。 全国の不登校の小中学生は2017年に14万を超えました。 子供の数は減少する一方で不登校の子どもの数は増加する一方で,小中学生で全体の1.5%。 「不登校の定義」=年間30日以上病気などの理由がなく休んだ子ども。 そこまでの日数ではなくても、「学校行きたくない」と言うことがあるこどもは 50%以上というアンケートデータもあります。 不登校は、子どもの心のエネルギー不足から起こります。 それでは、心のエネルギーをチャージしてあげるには親は何をすれば良いのでしょうか? わが子が本格的な不登校になる前に親は何をすればいいのか、 マンガの実例を交えながら、取るべき対処方をわかりやすく解説します。   ●初期対応の基本。そのときどうすれば? ●学校との連携 ●子どもへの接し方・声のかけ方 ●心のエネルギーを増やせる親・減らす親 ●お母さんの傷つきからの回復法 など。 子どものエネルギー状態が確認できるチェックテスト付き。 菅野 純(かんのじゅん):早稲田大学人間科学学術院名誉教授。宮城県仙台市生まれ。 宮城県仙台第一高等学校卒業、早稲田大学第一文学部心理学専攻卒業、同大学院文学研究科心理学専攻修士課程修了。 1973年より14年間、東京都八王子市教育センター教育相談員・主任教育相談員。 2才から20才までの子どもたちのさまざまな問題の相談業務に従事する。 87年より、早稲田大学人間科学部勤務。専任講師、助教授を経て、現職。 並行して東京都、神奈川県、埼玉県の教育相談機関や情緒障害学級のスーパーバイザー、学校コンサルテーションを行う あらい ぴろよ:ゆるい・かわいい・おもしろいをモットーに、 さまざまな雑誌や書籍、Webなど幅広くイラストを手がけている。 趣味は散歩とプロレス観戦。一児の母。 『ワタシはぜったい虐待しませんからね!』ほか著書多数。 『今日からしつけをやめてみた』ほか育児教育ジャンルのマンガも数多く手がける。
  • わが子の「やる気スイッチ」はいつ入る?
    3.7
    子どものやる気を育てるにはどうしたらいい?がよくわかる1冊。わが子の「勉強のやる気のなさ」に悩む親御さんの疑問に答えます。「うちの子って、勉強やる気が全然ない」「試験前でもだらだらしてばかり」「小さい頃は、遊びにも勉強にも意欲的だったのに、あの「やる気」はいったいいつの間に消えてしまったの?」「いつになったらわが子のやる気のスイッチは入るの?」「子どものやる気ってどうやって育てたらいいの?」そんなお父さんお母さんの疑問にこの本がお答えします。

    試し読み

    フォロー

ユーザーレビュー

  • わが子の「やる気スイッチ」はいつ入る?

    Posted by ブクログ

    これはなかなかの良書だと思う。

    やる気は、小さい時の心の土台作りが大きく作用して、その土台作りには誉めること、認めることが大事という内容なんだけど、事例、理論、そして筆者の経験をうまく一冊にまとめていて読みやすく納得できる。

    内容で特に大事だと思ったこと↓

    【心の土台】
    やる気を出させるには、まずは「心の土台」を児童期までに作ることが大事。

    そのためには
     ①人間のよさの体感
     ②心のエネルギーをチャージする
     ③社会生活の技術を身につける
    が必要である。

    【やる気の方向性を話し合う】
    子どもには基本的にやる気がある。
    その方向がどこに向いているのかを親が見守り、場合によっては話し合

    0
    2012年01月09日
  • 反省的家族論 : カウンセラーが語る「私」の原体験

    Posted by ブクログ

    超強烈な1冊。
    読む前には覚悟が必要。
    著者やこの方面に興味のある方は特に。

    私はこの本から本当に大切なことを学びました。

    0
    2009年10月07日
  • 子どもが学校に行きたくないと言ったら読む本

    Posted by ブクログ

    学校に行き渋る段階へのアドバイスであるため、完全に不登校になってる状況では不完全燃焼気味な内容だった。
    今の私にとって、という意味でタイミングが合えば非常に参考になるものと思われる。

    0
    2021年07月09日
  • わが子の「やる気スイッチ」はいつ入る?

    Posted by ブクログ

    まず、この本、作者の方が破天荒な方です。いくら思春期だからって、それやっちゃう!?みたいなことをされていて、かなり共感を覚えましたw

    さて「やる気」ってなんでしょうね?
    この本には「やる気」を出させる方法は基本的に書いていなくて、それとの関わり方が書いてあると私は感じました。
    私は、常に子供には「やる気」があると感じている人間の一人です。
    なので、親や先生がその「やる気」をどのように導くのかが大切なのであって、もし「やる気」がないと親が感じたら、それは子供を見ていない証拠なんじゃないのかなって。
    この本の作者の方は、私と似たような考え方の持ち主で、ホッとしたようなところがありました。
    「やる

    0
    2014年10月21日
  • わが子の「やる気スイッチ」はいつ入る?

    Posted by ブクログ

    子供のやる気スイッチを押せるのはただ一人、子供自身だけ。
    親が無理やり背中を押したり、脅したり、ごほうびをぶら下げて走らせたとしても、それは短期的に効果があったとしても、長期に見た時には子供を幸福にすることはない。

    では放っておけばいいかというと、そうではない。

    大事なことは2つだけ。
    子ども時代の「やる気の土台づくり」と、
    「子どものやる気をつぶさない方法を知ること」。

    0
    2010年09月11日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!