木住鷹人の作品一覧

「木住鷹人」の「危険球」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 危険球
    3.7
    1巻1,980円 (税込)
    夏の甲子園出場をかけた京都府大会決勝。木暮東工業のエース投手・権田至の投げたボールが、境風学園の強打者・仁科涼馬の頭部を直撃した。「あんな球、避けられるでしょ」少年はなぜそのような突き放した言葉を放ったのか? 鮮烈な京都青春物語。

ユーザーレビュー

  • 危険球

    Posted by ブクログ

    京都が舞台の高校野球のお話しなんて…
    読まないわけがない!!
    自分の推しの地×推しのスポーツを織り込んだ青春小説は人の脆さ、儚さ…そしてそれに負けない強さ、煌めきが描写されていた。

    夏の甲子園出場をかけた京都府大会決勝。
    木暮東工業と境風学園は、7回裏まで0-0で互いに譲らず接戦を繰り広げていた、
    その悲劇が起こるまではー。

    その悲劇とは、「危険球」だった。
    しかもそれは、ただの危険球ではなかったのだ。
    その一球が高校生たちにもらたした、
    言葉にできない痛みや想い…
    こんなに胸が苦しくなる話は久々だった。
    そしてここまで救われた作品は
    なかなか出会えないと心から思う。
    ちゃんと人と人が心か

    0
    2025年02月04日
  • 危険球

    Posted by ブクログ

    私は野球が好きです(笑)そして、京都も好きで(笑)
    なんで、つい本屋に寄った時に見つけた~って、この本を買ってしまった
    危険球にまつわる高校野球の話かと思いきゃなかなか奥深くて、アマチュア審判員(ボランティアの会社員)の話、そして京都の太古の歴史にもまつわる物語は一気に読み終えた。
    夏の高校野球地区予選の決勝、将来を有望されている選手同士の対決に投じられた内角をえぐる1球。それは危険球だったのか?
    いやそうではない。
    そうではないからもどかしい。
    これは冬の西京極球場で決着を迎える。
    まるで果たし合い?
    面白かった

    0
    2024年11月17日
  • 危険球

    Posted by ブクログ

    素晴らしい青春小説、若者たちの成長譚なのだが、描き込み過ぎて臨場感をスロー・ダウンさせているように思う。もっと行間に幅を持たせて読者も物語の輪の中に入れてくれるような配慮があればさらに感情移入できたはず。

    0
    2024年11月02日
  • 危険球

    Posted by ブクログ

    2025.02.24
    発展途上の作品
    京都を無理やり詰め込んだ感が否めない。京都が描きたいのか、高校生の成長を描きたいのか、審判委員の「成長」を描きたいのか、全部を盛り込むにはいろいろ足りないと感じた。

    0
    2025年02月24日
  • 危険球

    Posted by ブクログ

    キャラクターそれぞれの想いが交錯して、ぶつかって、でもそれは悪いことではなくて、言葉にすることが大事なことなんだなと。
    自分の人生でも若いうちにこんな経験ができたらよかったのにと読後に悔やむ。

    0
    2025年02月19日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!