近藤絢子の作品一覧
「近藤絢子」の「就職氷河期世代 データで読み解く所得・家族形成・格差」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「近藤絢子」の「就職氷河期世代 データで読み解く所得・家族形成・格差」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
統計の向こうに見えるのものは?
本書の各種統計から見ると、平成の長い年月(終わる間際を除くほとんどすべて)に渡って、社会は若い新規就職者にとって不安定・峻厳なものだったことがわかる。これはまさに日本の失われた30年そのものの表出のようの思われる。社会に第一歩を踏み出す、希望に燃えて当然の世代がこんな困難に直面すれば、結婚して子供をつくる、友人たちと余暇を楽しむ、海外旅行に出かける、などの行為が出来にくくなるのが当然だと思えてくる。それが一語一句文字通りに令和の今の社会状況を形成しているのではないか。
だとしたら苦難含みのこの時代を乗り越えるためには、仕事とは職業とは人生とはをもう一度子どもたちに教え直し、そして彼らを支え
Posted by ブクログ
自分も後期氷河期世代の一人として我が身を投影して読んだ。
我々の世代の真価が問われるのは思う様に働けなくなる30年後だ。年金制度は破綻はしないだろうが(支給額を減らせば破綻はしないし、そもそも年金だけで暮らそうと思っている考えの方が破綻している)行政や企業の支援は当てにしない方がいい。頼りになるのは辛酸を嘗めた同世代同士の繋がり、横の連帯だ。あらゆるケースに対応した紐帯を築く準備期間がまだ30年残されている。
後世、あの世代は貧乏くじを引いて可哀想だった、と同情されるのではなく、逆境なりに頑張ったじゃないか、と評価される一員になっていたい。
ジュンク堂書店天満橋店にて購入。
Posted by ブクログ
1990年代半ばから2000年代前半の、バブル景気崩壊後の経済低迷期に就職した「就職氷河期世代」(本書では、1993~2004年に高校、大学等を卒業した世代と定義)に関し、その前後の世代と比較しつつ、世代別の雇用や経済状況、家族形成への影響、女性の働き方の変化、世代内の格差、地域間の移動などについて、政府統計をはじめとするデータを用いてその実像を検討し、セーフティネット拡充等について提言。
個別の事例を基に印象論で語られがちであった就職氷河期世代について、就職氷河期の若年雇用の悪化が未婚化・少子化の主因だといった通説の再検証も含め、データに基づく客観的な全体像が提示されており、個人的にも勉強に