作品一覧

  • アーティスト伝説―レコーディングスタジオで出会った天才たち―
    4.5
    スターが歌う歌に価値があるのではない。良い歌を歌う人に価値がついていくのだ――。開花前夜の才能たちと真正面から向き合い、数々の名曲を世に送り出した伝説のプロデューサーが「新しい音楽」の立役者たちを愛情豊かに綴る。活字の向こうに狂気にも似た創作現場の興奮が立ち上り、天才たちの表情や声をも感じる奇跡のクロニクル。
  • アーティスト伝説―レコーディングスタジオで出会った天才たち― 無料お試し版
    無料あり
    5.0
    忌野清志郎、加藤和彦、小田和正、森山良子etc. 数々の才能と真正面から向き合い、数多の名曲を世に送り出してきた伝説のプロデューサーが愛情豊かに綴る「ニューミュージック」真実のライナーノーツ。 スターが歌う歌に価値があるのではない。良い歌を歌う人に価値がついていくのだ――。作品主義を貫き、「新しい音楽」を追い求めたレジェンドが心を込めて書き留めた数々のドラマ。音楽制作はチーム力、団体戦だ! 活字の向こうに狂気にも似た創作現場の興奮が立ち上り、天才たちの表情や声をも感じる奇跡のクロニクル。 フォーク音楽グループ「ザ・リガニーズ」のリーダーだった新田和長氏は、ビートルズの初代ディレクター高嶋弘之に憧れ、レコードデビューからほどなくして東芝音楽工業(その後の東芝EMI)に入社しました。新しい時代の音楽はどうあるべきか。古い体質の人たちと向き合い、自問自答するうちに、新田氏の中には確たる信念が生まれます。音楽界は、人生のある期間だけ働き、稼いで去っていく場所ではない。富士山の裾野のように長いスロープをゆっくり登り、シンメトリーに人生をかけて下っていく。いい時も、悪い時も、ライフワークとして取り組むのが音楽なのだ。自分は常にアーティスト側に立つ、音楽主義のプロデューサーでありたい――。新レーベル「エキスプレス」を託された新田氏は、やがて日本のフォーク、ロックをビジネスとしても成功させることになります。プロデューサーはアーティストの何を見て、どのような会話を交わしながら、名曲を送り出してきたのか。のちにファンハウスを立ち上げ、いまなお多くのアーティストに愛される新田氏の初めての著作となる2024年9月新刊から、「まえがき」「石川鷹彦と『フォーク・ビレッジ』」「財津和夫との出会い『魔法の黄色い靴』」「加藤和彦とサディスティック・ミカ・バンド『サイクリング・ブギ』」「かまやつひろし『我が良き友よ』『ゴロワーズを吸ったことがあるかい』」を特別無料配信します。 ≪目次≫ まえがき プロローグ ザ・リガニーズ「海は恋してる」 1.忌野清志郎の誕生「宝くじは買わない」 2.ザ・ビートルズと高嶋弘之 3.石川鷹彦と「フォーク・ビレッジ」 4.市川染五郎の「見果てぬ夢」 5.赤い鳥「竹田の子守唄」「翼をください」 6.ザ・フォーク・クルセダーズ「帰って来たヨッパライ」 7.北山修と杉田二郎「戦争を知らない子供たち」   加藤和彦と北山修「あの素晴しい愛をもう一度」 8.財津和夫との出会い「魔法の黄色い靴」 9.チューリップ「心の旅」「青春の影」 10.加藤和彦とサディスティック・ミカ・バンド「サイクリング・ブギ」 11.ジョージ・マーティンに弟子入り 12.クリス・トーマスと黒船「タイムマシンにおねがい」 13.かまやつひろし「我が良き友よ」「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」 14.長渕剛デビュー「巡恋歌」「順子」 15.アナログレコードの金字塔 寺尾聰「ルビーの指環」 16.加山雄三「海 その愛」「加山雄三通り」 17.森山良子と「さとうきび畑」 18.平原綾香「Jupiter」の誕生 19.小田和正とオフコース「いつもいつも」「ラブ・ストーリーは突然に」 20.小澤征爾「ピーターと狼」「動物の謝肉祭」「青少年のための管弦楽入門」 21.坂本九「心の瞳」 エピローグ ジョージ・マーティンを見送って あとがき

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ユーザーレビュー

  • アーティスト伝説―レコーディングスタジオで出会った天才たち―

    Posted by ブクログ


    これはたまらん。
    読み進めるにつれ、知ってる曲名がどんどん出てきて、
    頭の中はその曲でいっぱいになる。
    小学生時代、中学生時代の頭になる。
    当時は曲を楽しんでいるだけだったが、
    この本を読んで、初めてその背景を知ることとなる。

    著者は伝説のプロデューサー。もと、ザ・リガニーズのメンバー。
    海は恋してる、は、私にとってはリアルタイムではなく、あとから知った曲。
    加山雄三を意識した歌と。

    この本に登場する曲と私の記憶を備忘録的に列挙しようと思うが、
    まずその前に、この本で初めて知ったことを書いておこう。

    一番驚いたのは、
    松本隆が作詞家として世に出たのはチューリップの「夏色のおもいで」だっ

    0
    2025年08月20日
  • アーティスト伝説―レコーディングスタジオで出会った天才たち― 無料お試し版

    購入済み

    面白い

    この本はあまりない歌のプロデューサーの本であまり知らなかったことや大変なところ気を遣っているところとかもみれて面白かったです

    #共感する

    0
    2025年03月08日
  • アーティスト伝説―レコーディングスタジオで出会った天才たち―

    Posted by ブクログ

    「何かを生み出す」ということや、「生み出す人」について、いろんなことを教えてもらった気がします。

    いろんな意味で、とても良い本でした。
    世界が広がりました。

    0
    2024年12月22日
  • アーティスト伝説―レコーディングスタジオで出会った天才たち―

    Posted by ブクログ

     Epicソニーが最近は、よく振り返られているけれど、エクスプレスやファンハウスも語られてほしいと思う人には最適の一冊だな。
     泣ける話をこれでもかとされるけど、まだまだ話してほしいと思うアーティストは、たくさん思い浮かぶ。

    0
    2024年11月17日
  • アーティスト伝説―レコーディングスタジオで出会った天才たち―

    Posted by ブクログ

    武田鉄矢の3枚おろしを聞いて読んでみた
    まだ黎明期だった、ミュージックのビジネスを歩んできた著者が当時を振り返っている。
    読んでいて頑張れば成功する。と言う素直な熱量を感じた。

    0
    2025年08月05日

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