サイモン・モックラーの作品一覧

「サイモン・モックラー」の「極夜の灰」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 極夜の灰
    4.1
    1巻1,400円 (税込)
    1967年末。精神科医のジャックはワシントンDCの陸軍病院で、顔と両手を包帯で覆われた男と向かいあっていた。旧知のCIA幹部から、北極圏にある陸軍の極秘基地で発生した火災の調査を依頼されたのだ。発電室で出火し、2名が死亡。重度の火傷を負って昏睡から目覚めたコナーは、唯一の生き残りで、何が起きたのか思いだせないという。同じ火災現場で発見された遺体は、一方はかろうじて人間の形を残していたが、もう一方は灰と骨と歯の塊だった。なぜ遺体の状態にこのような差が出たのか? 幾多の謎と陰謀が渦巻く衝撃のミステリ長編!/解説=村上貴史
  • 極夜の灰

    Posted by ブクログ

    KOJI10を聴いて知った本。ヒデミス2024にも選ばれている。
    活字を読むと眠くなるくせに本を読みたい欲はあるという厄介な体質。最近少し読めるようになってきた。
    そんな自分が昨年末に買って今日(1/12)に読み終えるのは超異例。それくらい面白かった。
    次回作にも期待。

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    2025年01月12日
  • 極夜の灰

    Posted by ブクログ

    素晴らしい! 最近読んだ中で断トツ!
    やけにページが残っているなあ……と思っていたら、そうくるか!
    いや〜、面白い!

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    2025年01月11日
  • 極夜の灰

    Posted by ブクログ

    1967年末。ある火災の調査のため、精神科医のジャックは、顔と両手に重度の火傷を負い、記憶を失ったコナーという男と向かいあっていた。北極圏にある極秘基地の発電室で出火し、隊員2名が死亡。彼は唯一の生存者だという。火災現場の遺体は、一方は人間の形を残していたが、もう一方は灰と骨と歯の塊だった。なぜ遺体の状態に差が出たのか? 謎と陰謀が渦巻くミステリ長編!

    英国産冒険+スパイ+推理小説。抜群のリーダビリティ。お勧めです。

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    2024年11月01日
  • 極夜の灰

    Posted by ブクログ

    ゲームクリエイターの小島秀夫監督が絶賛していたミステリー小説。火災事故現場で発見された2人の遺体の状態に不可解な差があるという謎で幕を開けた時点でワクワクが止まらないわけだが、そこから真相の先の真相の先の…まで二転三転していく展開がたまらない。全焼遺体と来ればミステリー好きならある程度は予想が付くトリックも使われているけど、そこをカバーするように活劇に移行するのが見事。ページをめくる手が止まらず一気読み必至。これだけの筆力を持ちながら寡作というか本作がほぼデビューに近いサイモン・モックラーとは何者なのかw

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    2024年10月14日
  • 極夜の灰

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    不可解な火災死亡事故の調査がとんでもない所に着地する物語、出来ればあまり調べずに読んで欲しいし、帯を視界に入れず、読み終わってから見た方がいい。デカイ字でネタバレ書いてるから読み終わってから帯を見たほうがいいかな。

    第二次世界大戦後の米国が舞台。
    主人公は精神科医ジャック・ミラー、戦時中は火炎放射器で敵を葬っていた。妻を事故で亡くしており、その際に腕の皮膚を移植する程の火傷を負った。
    この人物造形がいいです。ただの精神科医ではないことが後々分かるんですが、是非シリーズにしてほしいくらいの世界観。
    なにごとも直接、目で見て確認することを信条にしているから、あっちこっちに長時間かけて移動移動の連

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    2024年09月25日

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