池江璃花子の作品一覧
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Posted by ブクログ
現在開催されている、2024年パリオリンピックでの池江選手の活躍を心の底から応援しています。
結果はどうなろうと、楽しんで下さい!!
~感想~
世界のトップアスリートとして華々しい活躍をされていた最中、白血病という深刻な病に侵され、生き続けることさえ危ぶまれる状態から、2024年パリオリンピックに日本代表として返り咲いた池江璃花子選手の苦悩と力強さが分かる一冊だった。病前のアジア選手権では、驚愕の6冠を成し遂げ、日本国民皆がオリンピックでの活躍を期待し、注目を集めていた。しかし、突如白血病という病に見舞われ、日本国民の誰もが今後、アスリートとして、最前線に復帰することは難しいと感じたと思う。本書では、病と闘い続け、その後パリオリンピックへの出場を決めるまでの池江選手の心情や活動が書かれていた。本書を読み、アスリートとして最前線で活躍できる人間のマインドの強さに感動したとともに、困難な状況から想像を絶する努力を重ねてきた池江選手を、心の底から応援したいと思った。病前のアジア大会6冠という成績で、多くの人間に期待され、私たちでは到底理解できないプレッシャーや、大会に出る度優勝されていた池江選手自身のプライドなどで、復帰後メンタルを保てなくなってしまってもおかしくないと思う。しかし、衰えた肉体への不甲斐なさや病前の活躍とのギャップを、日々自分に厳しく努力をし続けたことによって、乗り越え、オリンピックの舞台へ返り咲いた池江選手は、本当に強い方だと思った。池江選手の、一つの物事(水泳)に対するひたむきな姿勢や、明確な目標に向け努力する姿勢は、見習うべきことが多くあった。どんな逆境に立たされても、目標に向かって努力し続けることで、自らが望む状態になれる、と本書を読み感じたとともに、困難なことにも挑戦したいという勇気をもらうことが出来た。
Posted by ブクログ
池江選手が、闘病後パリ五輪切符を手にするまでを日記調に書いた本。雑誌「Number」に連載されたエッセイをまとめたものらしいが、書いたその時の気持ちが素直に表現されていて、天才と言われた五輪アスリートにも、その時々で気持ちの変化があり、成績に大きく影響していることがよくわかった。レース中の出来事や考えていることも書かれており、興味深い。面白く読めた。
「(闘病の前後で)フォームや技術面はあまり変わっていないと思います。技術面は意外と忘れていなかったですね。自分の持ち味である肩の可動域も、泳がなかった期間が1年以上あったのに、全く硬くなっていなかった。意外と前の状態と変わらなくて、自分の強みが残ってくれていて、安心しました」p45
「病気をする前、50mの試合はノーブレスでした。今はまだ肺の機能が戻っていないので、それはできません。前回、残り15mのところで呼吸をしたら、最後へばってしまったので、今回はもう少し我慢して、あと1〜2m先で呼吸をしたら、最後までもちました。練習では、50mで呼吸を止めると体への負担がかかるので、25mのスプリント練習で、12.5mの少し先くらいで呼吸をするというのをやっていました」p60
「水泳仲間でも、昔は仲良かった子でも最近はスッとすれ違うこともあって。あれ、前はもっと仲良かったのになと。それは、闘病後の方がさらに強くなったかな。病気になったことによってもっと有名になった感じなので。私が遠い存在になったのではなくて、逆に私から見て彼女たちが遠い存在になったと言ってもおかしくないと思う。そこまでされるとショックで。ああ、こうやって、別に悪いことしてるわけじゃなくても、名が知れるだけでみんな遠慮するようになるんだな、と前から感じています」p139