渋沢寿一の作品一覧
「渋沢寿一」の「森と算盤~地球と資本主義の未来地図」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「渋沢寿一」の「森と算盤~地球と資本主義の未来地図」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
渋沢栄一さんのひ孫である渋沢寿一さんの著書。単なる「論語と算盤」のアップデートに留まらず、日本人として知ることが出来て良かったと思える数多くの示唆があるおススメの本です。
最も印象的でしたのは、「学校は知識を教わる場であり、『祭り』は生き方を教わる場である」という部分でした。
現在においても日本の国土の約70%を占める森と、日本人は古代から共存しながら世代をつないできました。渋沢寿一さん曰く、塩以外の生きていくための必需品は全て森から得られるとのことでした。そのような森は育つのに1,000年近くかかるのに対し、人は長く生きて100年。よって、1人の人間が森をつくることはできません。世代を
Posted by ブクログ
・みんなが見守り合う温かい社会には、煩わしい人間関係もついてくる、煩わしいけど温かい社会が農村の暮らし。
・プライバシーが尊重され、便利な社会だが、人間関係はとても冷たい。現在の社会は無縁社会と称される。
今だけ、お金だけ、自分だけという社会。
幸せをつくるために重要なのは、人と人との関係性ということ。
・Do何をするかではなく、Beどうあるべきかではないか。
・どれほどの収入を得て、何をするのかといった評価軸ではなく、何を大切にしていきたいか、どういう風に自分らしく生きるかを人生の軸に据える考え方。
・シンプルだと、自分のいる地域で、自分の役割を感じられることも。自分が必要とされている。経済
Posted by ブクログ
大和書房 渋沢寿一 「 森と算盤 」地球と資本主義の未来地図
地方移住など、暮らし方を変えて、環境と経済を両立することを勧めた本
現代社会を「今だけ、お金だけ、自分だけ」の無縁社会とし、地方の「煩わしいけど、みんなが見守り合う温かい社会」への転換を主張
「仕事」と「稼ぎ」の違いは なるほどと思う。「稼ぎ」は、自分の家族を食わせるためにやることであり、「仕事」は、子孫に村をつないでいくためにやることとのこと。世代をつなぐシステムとしての「祭り」は 重要な「仕事」らしい
里山資本主義(内部循環型経済)
地域の自然を地域内でエネルギーとして活用することで、お金の外部流出を防ぎ、地域