IoTという言葉を頻繁に耳にするようになってきたが、まだまだ、というつもりで、流行の類と受け取ってきた。ところが最近、「そうでもない」という感じになってきたので、まずは市販の本をいろいろ読んでみようと思って、最初に手にしたのがこの本。
最初がこの本で良かった~と、本当に思っています。とにかく平易に
...続きを読む、前提知識がほとんど無くてもっ読み進めることができました。
「ITを意識させず」「たくさんの人が便利になって」「関わる人たちの収益に寄与する」といった基本的なところや、企画から試作・評価を繰り返してスピーディーに製品化をするためのワーク事例など、IoT初心者の入り口としては最良の書だと感じました。
気に入った点は2点。
1つ目はCJM(カスタマージャーニーマップ)の説明。恥ずかしながら、この言葉は初めて知りましたが、IoTに限らず、何か企画する時には有用な手法ですね。
2つめは「モノをつくること」「インターネットの部分」は何とかなったとしても、「モノとインターネットをつなぐ部分が悩ましい」という話。これは、わかってそうで、なかなか実感しにくいし、説明も難しいところ。こういう点を意識して、いましばらくは、IoTに関する書籍を何冊か読んでおこうと思う。