作品一覧

  • アンクルトリス交遊録
    5.0
    1巻1,100円 (税込)
    柳原さん、開高さんらが描いたアンクルトリスに込められた「人間らしさ」こそが、どんな時代にあっても人間が忘れてはならない、欠かすことのできない本質である (サントリーHD会長 佐治信忠〈特別寄稿〉「人間らしくやりたいナ」より) アンクルトリスのモデルはいない、しかし、強いて探すとすれば、それは私自身のような気がする。私の思っていた事、私のするくせ、私の見たものがアンクルトリスのストーリーの中に、動きの中に、背景の中に出ていたかもしれない。きっとそのうちに私もアンクルトリスみたいにハゲ頭になるだろう、私のモデルはアンクルトリスなのです。 (巻末エッセイ 柳原良平「私はアンクルトリス」より) 「人間」らしくやりたいナ――昭和三三年、柳原良平、開高健、山口瞳、そして酒井睦雄が生み出したアンクルトリス。サントリーの前身・寿屋宣伝部で、数多くの伝説的広告を作り上げた熱く賑やかな日々を描く。多彩な人物のエピソードから広告論、イラストレーション論まで。イラスト37点収録。 〈特別寄稿〉佐治信忠〈巻末エッセイ〉山口瞳
  • 貨物船のはなし
    5.0
    1巻1,430円 (税込)
    自動車を運ぶ自動車運搬船、コンテナをそのまま積みこめるコンテナ船、石油を運ぶタンカー、旅客と荷物をのせる貨客船……。貨物船の活躍がなければ、現在の私たちのくらしは成り立ちません。3本マストの帆船に始まり、最新のソーラーハイブリッド船まで、様々な貨物船が登場。船のしくみも紹介します。船が大好きでたまらない作者が、渾身の力をこめて、美しい貼り絵で描きました。写真では表現できない、船の表情まで描き出す、独特の絵をお楽しみください。

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  • 柳原良平 仕事と作品 Ryohei Yanagihara Artworks
    -
    1巻3,630円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1950年代に登場し、今なお愛され続けるトリスウィスキーの広告キャラクター「アンクルトリス」の生みの親として知られる柳原良平。イラストレーター/グラフィックデザイナーとしてさまざまな広告や雑誌等のイラストレーション、書籍の装丁、絵本などを手がけ、漫画やアニメーション、文筆業でも活躍。大の船好きでも知られ、「船の画家」として切り絵や水彩画、油彩画を数多く制作し各地で展覧会を開催しました。本書は、没後10年を迎えた柳原氏の多岐にわたる制作活動の全貌を俯瞰する作品集です。

ユーザーレビュー

  • アンクルトリス交遊録

    Posted by ブクログ

    サントリー宣伝部。後に作家の開高健、山口瞳とイラストレーターの柳原良平の3人が揃っていた奇跡。
    アンクルトリス誕生秘話から、寿屋からサントリーへ、顔の見えるつながりから大企業になるまでの古き良き時代が描かれている。
    趣味の船に関する交遊と広告に関する個人的な意見(卓見)など。
    アンクルトリスは昭和30年代のCMキャラクターだが、本書が昭和51年旺文社文庫で出版された際にも再度登場していたようである。
    そして現在のハイボールブーム。
    今回中公文庫で再販された背景であろう。
    山口瞳、開高健とは違った視点からのサントリー宣伝部という意味でも、当時の熱気と中小企業ならではの風通しの良さなど、楽しめる作

    0
    2025年09月14日
  • 貨物船のはなし

    Posted by ブクログ

    昔から世界中の人々が、船で荷物を運んできました。帆船や蒸気船、そして今ではソーラーハイブリッドまで!世界の貨物船の歴史が、シンプルで美しい絵でわかりやすくかいせつされています。

    0
    2018年03月10日

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