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  • ロング・プレイス、ロング・タイム
    4.7
    1巻1,342円 (税込)
    超話題のタイムリープ×ミステリ×家族小説!  愛する夫ケリー、18歳のひとり息子トッドと、平凡で幸せな生活を送っていた離婚弁護士のジェン。10月30日に日付が変わったばかりの深夜、その人生が一変する。帰宅したトッドがジェンとケリーの目の前で、見知らぬ男性を刺し殺したのだ。トッドは逮捕され、呆然としながら眠りについたジェンが目覚めると、カレンダーは10月28日の朝に戻っていた。それ以降、ジェンは眠るたびに時間を遡っていく。やがて事態を把握したジェンは、何とかして息子の事件の原因を探り事前に食いとめようとする。自分の子育てや人生そのものに問題があったのではないかと思い悩みながら、時を遡って「2度目の今日」を体験していくジェンが最後に辿り着いたのは……。  リース・ウィザースプーンがブッククラブで激推し、NYタイムズ、サンデータイムズ等主要メディアのベストセラーリスト入り。「一気読み必至」「超ページターナー本」「主人公に共感!」と欧米で話題の、タイムリープ×ミステリ×家族小説! (底本 2024年3月発売作品)

ユーザーレビュー

  • ロング・プレイス、ロング・タイム

    購入済み

    どこまで?いつまで?

    見知らぬ男を刺殺した息子にパニックになる母親のジェン。息子のドットを守るため、何故、刺殺しなければならなかったのかを知るため、ジェンは過去へ遡り続ける。遡ることは、明日のない1日を過ごすこと。でも、遡ることに意味がある。それは、夫ケリーへの不信感を乗り越えて、愛情を知ることだった。ミステリと思いきや、実は、深い愛情の物語だった。ジェンの心情にシンクロしながら、どんどん引き込まれていった。

    #感動する #深い #共感する

    0
    2025年02月16日
  • ロング・プレイス、ロング・タイム

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    4.8?厳しめだと。めちゃくちゃ面白かった。これは良い。

    同じ日を繰り返すのではなく、過去を遡っていくのが面白い。何かしたら影響があるのかわからない。途中、アンディの助言で傷を作ってみるが、日付が変わっても傷は無いので影響が無いことがわかる。しかし、この現象が終わったら?と考えると迂闊なことは出来ない。試しに死んでみることもしない。それよりも、なぜ息子は人を殺したのか、の謎を追っていく。

    最初は、あの男は誰か?息子は何故殺したのか?と推理していくうちに、夫についてわかっていくのが面白かった。最初のうちはなんとなく浮気でもしてるのかと思ったが、お前なんかい、という気持ちになって面白かった。

    0
    2024年07月19日
  • ロング・プレイス、ロング・タイム

    H

    購入済み

    面白かった!

    ミステリーは好きではありません。通常は、購入もしませんが、書評で面白そうと思い購入。
    タイムリープで過去に遡って行きます。タイムリープの都度、事態の深層が徐々に解読されて行きます。それに応じて、主人公の考え方が徐々に深まって行きます。単なるミステリーではなく、間にパートナーの話を追加し、中年女性の半生記ともなっています。
    ミステリーものは一読すると、再読できないものが殆どですが、これは再読できるものです。

    0
    2024年07月08日
  • ロング・プレイス、ロング・タイム

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ジリアン・マカリスターの本邦初訳。ジャンル的にはSFミステリ。

    ハロウィンの夜、息子トッドが眼の前で見知らぬ男を刺殺してしまう。ショックを受けるジェンだったが、眠ると前日になっていた。この日以降、眠ると過去に戻るタイムリープに巻き込まれたジェンは戸惑いつつも、息子が刺した理由がわかれば元に戻れると信じて原因を探し始める。

    タイムリープミステリでありつつも、根っこは家族小説。息子が人を殺す原因を探す中で、親として育て方を間違えてしまったのか悩むジェン。親としての葛藤が組み込まれるだけで、単純な謎解きで終わらず家族小説としての側面が強くなり良いのだが、本作はそこだけには止まらずもう一捻りしてあ

    0
    2024年05月19日
  • ロング・プレイス、ロング・タイム

    Posted by ブクログ

    愛する夫、18歳の息子と幸せな結婚生活を送る弁護士ジェンが、サマータイムが終わる日の深夜に息子が見知らぬ男を刺殺するのを目撃する場面から物語は始まる。翌朝辛い思いで目覚めたジェンは日にちが遡っているのに気付く。彼女は息子の事件を未然に食い止めようと奔走しながらも過去に過去に戻る苦しみを味わっている。
    と言う展開だが、兎に角読ませてくれる。一気読み必至と書かれていたが本当に面白かった。特に中盤、信頼していた夫の素性が明かされた時は叫んでしまった。ジェンの苦悩や家族への愛が滲み出てたしミステリとしても秀逸だった。

    0
    2024年04月13日

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