作品一覧 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 価格高い順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 熊本かわりばんこ 4.0 エッセイ・紀行 / エッセイ 1巻1,980円 (税込) 花と猫を愛する日々を綴った「熊本暮らし」随想集。 【村上春樹さんお薦め】 8 歳で上京、64 歳で帰郷した吉本由美さんが綴る熊本は、かつての記憶と未知の魅力が併存する街。他界した親から譲り受けた「実家」での庭造りや多くの猫との暮らし、新たな友人たちと展開するイベントや市政への参加などに、老いの問題をまじえて、リズム感とユーモア溢れる筆致で記す。 熊本で生まれ、市内で書店を営む田尻さんは最近、祖父母が暮らしたエリアに住まいを移した。子ども時代を過ごした山や池が残る地域での新しい暮らしを軸に、ほろ苦い思い出、保護猫たちとの出会い、季節の花々や近隣の人びととの触れ合いを、精緻かつ上質な描写で綴る。 互いが持つ友情や敬意によって「かわりばんこ」に紡がれたエッセイには、地方都市での暮らし(移住)や老後の生活、女性が積極的に参加するコミュニティづくり、潔い生き方の実践など、さまざまな示唆もある。エッセイ好きだけではなく、社会的な問題や女性の自立に関心のある層にも届けたい一冊。 *『熊本かわりばんこ』を読んでいると、「ひさしぶりにまた熊本に行きたいな」という気持ちにじわじわとなってきます。吉本さんの個人的ガイドで巡る熊本の街は、ことのほか素敵なところです。それから田尻さんの「橙書店」の白玉くんは元気にしているかなあ。 村上春樹 試し読み フォロー 橙書店にて 4.1 エッセイ・紀行 / エッセイ 1巻825円 (税込) 熊本にある本屋兼喫茶店、橙書店の店主が描く本屋と「お客さん」の物語。石牟礼道子さんが逝った日「ただただ悼みたい」と訪れた人。“書くこと”を焚きつけた渡辺京二さんの言葉。縁あって催した“村上春樹朗読会”の夜。雑誌『アルテリ』に寄稿するハンセン病患者「関さん」と交わした握手――。文庫版のための書き下ろし・単行本未収録エッセイを増補する。 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 田尻久子の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 橙書店にて エッセイ・紀行 / エッセイ 4.1 (8) カート 試し読み Posted by ブクログ 熊本で本屋兼喫茶店を営む著者が、お店に訪れるお客さん、本業界の人、元従業員たちとの思い出を綴っている。 さまざまな人たちから母のように慕われていて、ご自身では無愛想であるような表現がされているが、愛情深い方なんだろうな、と。 『ゆうひとあさひ』の章が好き。ゆうひくんはいまおいくつなんだろう? 0 2024年08月22日 橙書店にて エッセイ・紀行 / エッセイ 4.1 (8) カート 試し読み Posted by ブクログ いつか行ってみたい本屋 橙書店。 読んだものと思い込んでいたが未読だった。 橙書店で紡がれる日々は、本のある場所での営みがとても自然でしっかりと続いている。 それは本と店、店と人、が無理なくあるからだろう。 読んでいてとても心落ち着く。 滝口悠生さんの解説でより輪郭がハッキリした思い。 解説を読む限り滝口さんは橙書店に行って事が無い。 それなのに。すごい。 0 2024年02月26日 橙書店にて エッセイ・紀行 / エッセイ 4.1 (8) カート 試し読み Posted by ブクログ 「ほどほどに田舎の地方都市にある、橙書店という本屋兼喫茶店が舞台」の本。お客さんとのエピソード、不思議と広がるご縁、ふと訪れる悲しいお別れ。 おかえりと快く迎えてくれる親戚のお姉さんのお家のような、言葉少なに背中合わせに座っていてくれる親友のような。 0 2024年01月23日 熊本かわりばんこ エッセイ・紀行 / エッセイ 4.0 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ 吉本由美さん、田尻久子のエッセイ。 熊本生まれ、熊本在住、猫好き、植物や動物や月が好き、映画と本好きという共通点の多いおふたりのエッセイは、お互いに宛てた手紙を読んでいるような感覚でした。 昨夏に埼玉から熊本に移住して、もうすぐ1年になります。 まだ全然知らないことばかりで、義両親や地元の方たちとのお喋りの中で、ほほぅ!へぇ!と吸収しています。 田尻さんが営む橙書店、近いうちに絶対行ってみます! どんなステキな本に出会えるか楽しみです。 0 2025年07月07日 橙書店にて エッセイ・紀行 / エッセイ 4.1 (8) カート 試し読み Posted by ブクログ 読むと温かくなる本。田尻さんが弱者に寄り添う姿勢と懐の広さに対話をしながら読んでいるような気持ちになる。 0 2025年01月03日