作品一覧

ユーザーレビュー

  • 異常殺人―科学捜査官が追い詰めたシリアルキラーたち―

    Posted by ブクログ

    とても面白かった!
    ポールの葛藤や私生活、地道な捜査が多くて興味深かった。
    凄惨な事件の捜査をする人はかなり感情のコントロールが上手い人だと思っていたけどポールはかなりの葛藤があり、すごい。
    レストランで事件の話をするのはやめましょう笑

    0
    2026年05月06日
  • 異常殺人―科学捜査官が追い詰めたシリアルキラーたち―

    Posted by ブクログ

    未解決事件の捜査が如何に大変かがよくわかる。本の大半は苦労して容疑者を捜し出すが、非該当の繰り返し。それも数年、十数年単位。
    そのうちに捜査官の生活も破綻していく。おそらく真犯人はのうのうと生活しているのかもしれない。
    事件のことだけでなく、捜査官の私生活の部分も描かれているが、それがあるからこそ事件に真摯に立ち向かう捜査官たちの苦労がより重く感じられると思う。
    ドラマや映画では表現できていない、捜査官の本当の様子を知ることができる貴重な記録。

    0
    2024年06月20日
  • 異常殺人―科学捜査官が追い詰めたシリアルキラーたち―

    Posted by ブクログ

    狂った強姦殺人鬼を狂った捜査官が追い詰める話。
    事件に取り憑かれていなければここまで捜査を続けられない。捜査して何度も何度も振り出しに戻り続ける姿は賽の河原を思わせる。妻目線なら発狂する気持ちも分かる。

    0
    2026年04月16日
  • 異常殺人―科学捜査官が追い詰めたシリアルキラーたち―

    Posted by ブクログ

    とんでもない執念。
    倒れても倒れても諦めない。その一点において、著者のポール・ホールズはこれ以上ないくらい優秀な職業人だ。残念ながら、家庭人としては最低最悪だけど。
    犯人逮捕で被害者、そしてその家族の気持ちが少しでも安らいだのであれば良かったなと思うけれど、その反面、家族を犠牲にしてでも、って覚悟がなければこの事件解決はあり得なかったと思うと、子供を持つ妻の立場としては複雑な気持ち。

    事件のエピソード自体は、割と淡々と語られる。いつ、どこで、どんなふうに犯行が行われたのか。犯人は何をし、何を話し、どう逃げたのか。過剰な描写がないので、グロテスクに感じたり、犯人に対して感情が動いたりせず冷静に読めたのが良かった。たった数十年での捜査手法の進化には驚いたし、アメリカではこんな捜査方法もあるのかと興味深くもあった。警察組織の見栄や縄張り意識を超えて協力してくれる仲間が現れれば、これで何かが変わるかもしれないとわくわくした。ノンフィクションではあるが、事件小説かドラマのよう。

    かなり最後の方まで、解決に近づいたように見えては取り逃すことの繰り返しだけど、そこはちゃんと逮捕まで漕ぎ着けてるので大丈夫。ただもう少し、逮捕後のこと⋯犯行の理由や、ちょっと特殊な性癖があったがなぜなのかなど、掘り下げてもらえたらもっと良かった。著者のプライベートや過去の仕事、本件に無関係な犯罪についての回想より、そっちが知りたかった。

    0
    2026年01月04日
  • 異常殺人―科学捜査官が追い詰めたシリアルキラーたち―

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    3.8かな。面白かった。しかし、著者自身の話が多いところと、時系列がいじられててわかりにくいところが難点。

    著者のポールの生い立ちや最初の妻のローリーの話、二人目の妻のシェリーの話など、私生活の話がいろいろ出てくる。最低限度より多く、ノンフィクションであるなら、別に省いても良いような話。
    この本の読者が求めているのは、どうやって犯人を見つけたり、捜査をしたりしたのかであり、ポール自身の私生活についてはさほど興味が無いんじゃないかなと思った。つまり自分がそうなので。
    だが、書かれている。
    ということは、捜査官も一人の問題を抱えている人間だとアピールすることで、どれだけ犯人の思考をたどれても(犯人と同一化しても)善なる読者のそばに著者がいると紐付けたかったのかなと思った。あるいは、ただたんに話がまとまらなくて、書きたくて書いたか。
    自分のこと大好きなのかも。

    ポールの人となりは、自分で自分を弁護できてしまうので、妻側や同僚側の視点が無いとなんとも。いくら自分の欠点を認めて直そうと努力していると語っていても、この人絶対付き合いづらそう……と感じた。プライベートな友達出てこないし。仕事仲間の延長線上の友人は出てくるが、家に招いて食事をしたり一緒に趣味を楽しむ友人が出てこない。教会の集まりも嫌がってたし。ポールの趣味は犯罪捜査なので仕事上の友達しか出来なかったのかもしれないが、こんだけ生活について話してるなら、それ以外の友達が出てきても良さそうだが出てこない。

    そして、時系列。
    ポール自身が印象的な事件の話や、いきなり飛んで退職の話などするので混乱する。前菜のつもりのように犯人の目星について語られるが、自分にとってはそれは楽しくなかった。わかりにくい。
    黄金州の殺人鬼までたどりつく経過を追ってからたどりつきたかった。
    わかりやすく、ケース番号など振って事件を説明して欲しかった。個人のプライバシー保護のために変更を加えてもノンフィクションとして読みやすい構成が良かった。

    これらのうんざりするところはあれど、ポールの捜査のやり方や、実際の事件はどういうものかの臨場感は味わえて面白かった。犯人が見つからず未解決でも、疑惑の眼差しや、おそらくこんな真相であろうとうかがえるような描写がされているので面白い。
    正直、一市民としては警察の縄張り争いなどくそくらえなので、そんなプライド捨てて仕事しろと思いながら読んだ。改善されると良い。

    で、結局、黄金州の殺人鬼を捕まえた決定的な武器が遺伝子情報による家系図作成サイトだった。マインスイーパーのように地雷である犯人へとたどりつく。
    そこら辺の科学捜査には、いろいろな手法があるらしく、用語についてはよくわからんが、まあわかったんだろうという理解。
    読んでて、東野圭吾のプラチナデータのような世界を求める社会になっちゃうなあと感じた。

    0
    2024年09月04日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET