作品一覧

  • 「おりる」思想 無駄にしんどい世の中だから
    3.0
    生きるために、なぜ我々はこんなにも頑張らなければならないのか? 大学に馴染めず、ひきこもり生活を送った著者は、この問いの答えを求め、「何もしない」ことを目的に1年間スペインに滞在。 帰国後、無職のまま、日本社会を包み込む生きづらさの原因を、映画『プーと大人になった僕』『パディントン』、『バトル・ロワイヤル』『仁義なき戦い』シリーズなどの深作欣二作品、『安心引きこもりライフ』『みちくさ日記』『ナリワイをつくる――人生を盗まれない働き方』などの書籍・漫画、そして作家・朝井リョウの小説などをもとに解き明かしていく。 競争に勝って生き残らなければならないと「思い込み」、しんどい思いをしている人へ、自分らしい生き方を送るために「おりる」ことを提案した一冊。
  • 「おりる」思想 無駄にしんどい世の中だから

    Posted by ブクログ

    前半部分はこの時代の変化の激しい現代において、「生きにくさ」を感じている人たちに勇気を与える内容だったように思う

    人生における「生きる意味」は、社会の決めた(なんとなく決まってしまっている)枠組みではなく、あくまで「自分軸」でしか見出せないのだと映画や書籍の分析を通して力強く語られている

    後半は朝井リョウの作品について「おりられない」観点から分析をしている
    個人的に印象に残っているのは朝井作品は基本的に「一に世界、二に個人」という考え方が多く
    我々が置かれた「世界」は動かしようがないのだから、その枠組みのなかでどう「選択」するか、「行動」するかが書かれているという評価だ

    作者や朝井リョウ

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    2024年12月15日
  • 「おりる」思想 無駄にしんどい世の中だから

    Posted by ブクログ

    映画好きは前半から、読書好きは後半から読むのがオススメ。競争が当たり前、避けられないと思っている方には刺さります。

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    2024年05月09日
  • 「おりる」思想 無駄にしんどい世の中だから

    Posted by ブクログ

    批評にあった本を読み直してからもう一回読みたい。まだかなり理解が足りないが少しはなにかつかめた気がする。

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    2024年02月09日

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