吉川祐介の作品一覧 「吉川祐介」の「限界分譲地 繰り返される野放図な商法と開発秘話」「バブルリゾートの現在地 区分所有という迷宮」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 人気順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 限界分譲地 繰り返される野放図な商法と開発秘話 3.6 社会・政治 / 社会学 1巻880円 (税込) 全国で急増する放棄分譲地「限界ニュータウン」売買の驚愕の手口を明らかにする。高度成長期からバブル期にかけて「超郊外住宅」が乱造した経緯に迫り、原野商法やリゾートマンションの諸問題も取り上げ、時流に翻弄される不動産ビジネスへの警鐘を鳴らす。 試し読み フォロー バブルリゾートの現在地 区分所有という迷宮 4.2 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 1巻1,100円 (税込) ・アクセス難で苗場のマンションが10万円 ・40平米の1Rマンションを見ず知らずの10人で所有 ・リゾートホテルの建物が1250分割、ワンフロアが200分割――権利が切り刻まれて身動きが取れない不動産 ・東京都湯沢町、バブル期にマンションを建てまくったデベロッパーも多くが倒産、解散 ・もはや地面の切れ端…14平米に満たない狭小地で分割され販売された別荘タウン ・権利分割して建てられていたホテルが今や有名な廃墟スポットに ・解体費用は、地方自治体…? 地元の巨大なリスクに あまりに度を越した濫用が横行したために、今となってはその乱売された「権利」が、購入者にとってなんらの価値も生み出さないどころか、ただ義務と責任ばかり発生するお荷物と化している。電気、水道といった施設の利用に必要なインフラはすべて止められ、一切の修繕が行われない建物は老朽化するばかりだ。当の所有者本人ですら利用が不可能な状況に陥っているのに、他者の権利に阻まれ、解体もできなければ売却もかなわない。なんの解決策も取られないまま、ただ毎年固定資産税が課税され続けている。こんな理不尽な話があるだろうか。(本文より) 1970年代、都心の土地価格の高騰に伴い、ターゲットにされた新潟県湯沢町。バブル期のスキーブームもあり、多くのリゾートマンションや会員制ホテルが建設された。今なおきちんと管理され、人々の生活を潤すマンションがある一方で、大幅に価格が低下したり、法律の濫用により身動きが取れなくなった施設が存在している。千葉県北東部の「限界ニュータウン」に住み、不動産問題を調査報道する著者が、リゾート物件の現状を伝える。 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 吉川祐介の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> バブルリゾートの現在地 区分所有という迷宮 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.2 (5) カート 試し読み タケ 購入済み 必読です ルポを探してて行き合った本。失礼ながら著者のことを知らずダメ元であったが、現代の社会に問われている問題を表している。必読! #タメになる 0 2025年06月30日 バブルリゾートの現在地 区分所有という迷宮 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.2 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ 区分所有型ホテルという形態を初めて知った。ホテルの区分所有者として運営事業者から賃料を徴収するが、ホテル事業が廃業すれば、物件の解体も全持分者の合意が取れずに解体できなくなる上に、賃料も取れないまま固定資産税だけが発生する仕組みである。不動産に対する絶大な信頼があったバブル期に多く生み出された形態ではあるが、買い手の理解が不十分なまま社会に出回ってしまったものであると言える。越後湯沢の苗場周辺の会員制リゾート施設も、同じように解体もできず、管理費も払われないまま施設だけが老いていく状態にある。身近な事例から不動産を考える機会となった。 0 2025年04月09日 限界分譲地 繰り返される野放図な商法と開発秘話 社会・政治 / 社会学 3.6 (9) カート 試し読み Posted by ブクログ 資産価値が全くない土地を冷静な視点で語る本。主題は勿論土地問題であるが日本の人口問題や街づくりにも関わってくる重要問題である。果たしてこれらの土地は今後どのように変遷していくのか。YouTubeの動画と共に読むとより楽しめるかと思います。『限界ニュータウン』もおすすめ。 0 2024年04月21日 バブルリゾートの現在地 区分所有という迷宮 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.2 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ バブルの遺産でもある、リゾートマンションの現在をいろいろと紹介しています。大半は廃墟同然な例が多いですが、稀になんとか持ち直しているケースも紹介されてます。リゾートマンションという事で、生活必需品ではない、贅沢品というのもあって、あまり大きな問題にもなりにくいです。 0 2025年11月04日 バブルリゾートの現在地 区分所有という迷宮 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.2 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ 負動産ではないが、湯沢町にマンションを持っていた身としては、大変興味深く面白かった! 丁寧な取材に好感が持てた。 0 2025年07月02日