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  • 講義 ウクライナの歴史
    5.0
    1巻2,200円 (税込)
    プーチンはなぜ侵攻の理由に「ウクライナの非ナチ化」を掲げたのか?東西ウクライナの地政学的対立はなぜ生まれたのか?・・・その答えは「歴史」のなかにある。キエフ・ルーシの時代からリトアニア・ポーランド支配、ロシア帝国とハプスブルク帝国の支配を受けたウクライナ領域の人々。ソ連構成国を経て独立を果たした多民族国家の歩みをロシア・ウクライナ戦争まで、日本を代表する研究者が多様な視点から論考する。

ユーザーレビュー

  • 講義 ウクライナの歴史

    Posted by ブクログ

    ウクライナ史に関する日本語の書籍としては、これまで、中公新書の『物語ウクライナの歴史』(黒川祐次著)が最もよく知られていた。しかし、この度出版された本書(『講義ウクライナの歴史』)は、それよりもはるかに質の高い書籍であると感じた。何よりもまず、『物語〜』が歴史家ではなく一外交官による書籍であるのに対して、本書は第一線で活躍する研究者らによる講義集であるからだ(加えて『物語〜』の出版から20年を経過した今、21世紀の歴史的展開もカバーする本書のほうがより信頼できることも否定できない)。これだけの研究者たちによる論考をまとめることができたのは、編者・編集者の尽力によるものであろう。

    ウクライナが

    0
    2023年11月17日

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