作品一覧

  • 自分と向き合う心理学
    値引きあり
    3.0
    私たちは、日常で感じるフラストレーションを「嫌なもの」として目をそむけがちだ。しかし、それ自体が悪いわけではない。フラストレーションを「欲求不満」ではなく「自分の見通しが外れた意外感」と捉え直せば、そこに現実が思いがけない「新鮮な切り口」を見せていることに気づく。すなわち、フラストレーションは今の自分のあり方の向こう側への道があることを指し示しているのだ。再評価の機運のあるアメリカ心理学の巨人W・ジェームズによる《意志心理学》に基づく、希望の書。 (本書は2007/8/18に小社より刊行された書籍を電子化したものです)

ユーザーレビュー

  • 自分と向き合う心理学

    Posted by ブクログ

    読み物として面白いかと問われれば、星3つと答える。
    けれど、この観点は新鮮。
    短気で怒りっぽく、けど直後に怒ったことを後悔することの多い僕にとって、学びの多い本でした。

    ざっくり言うと、「あいつがムカつくことを言って俺を怒らせた」のではなく、「あいつの発言が自分の希望と違った、その違和感の表出として、俺は怒ることを選択した」と認識する。すると、違和感があると腹が立つことはあるから、次は、違和感の元になる間違った予想をしないように、自分の希望を修正しようと。そしたら、腹を立てる以外の未来を選択する余裕ができるね、という話。

    腹を立てるなとか、そういう無茶を言わないところに、感心した。

    0
    2023年05月18日
  • 自分と向き合う心理学

    Posted by ブクログ

    心理学というより、心構えを説いた本。その割には引用文に難解なものが多く、決して読み易くはなかった。

    怒り、自己嫌悪、嫉妬などを抱くのは、自分でそれらを選び取った結果であり、誰かのせいではない。本書は、短気な自分にとって、自分のあり方を見直し行動を合理化していくきっかけとなった。

    0
    2020年12月20日
  • 自分と向き合う心理学

    Posted by ブクログ

    ・性癖を自分が選び取っていると気づくことが、ゆとりを生み、自分のありかたを選び直すことを可能とする。パターン化したありかたから新たなありかたへ向けて「何らかの動き」をつくりだすことができるのです。

     従来主流だった「力動的な考え方」では、フラストレーションは「たまったり、爆発したり」するので、何らかの手段で「解消する」必要がある、というものであったのに対し、本書の「非力動的な考え方」では、フラストレーションとは「自分の立てた見通しが外れていること」とし、私たちはありがたを自分で選び取っている。とのこと。

     W・ジェームス(アメリカの心理学者)は「私たちには、苦しみ(都合の悪い現実)に向き合

    0
    2020年04月30日
  • 自分と向き合う心理学

    Posted by ブクログ

    自分が相手の言動で怒ったり悲しんだりしても
    それは相手のせいではない。自分が「怒る」「悲しむ」という在り方を選択している。自分の在り方を相手に依存しないことにより、自分らしくいられる。そのためには自分の在り方を決める「意志」のみが必要だという。言わんとすることは分かるが、実践するのは難しそうだ。少しずつありたい自分に近づいていきたい。

    0
    2019年09月25日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!