【感想・ネタバレ】自分と向き合う心理学のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

読み物として面白いかと問われれば、星3つと答える。
けれど、この観点は新鮮。
短気で怒りっぽく、けど直後に怒ったことを後悔することの多い僕にとって、学びの多い本でした。

ざっくり言うと、「あいつがムカつくことを言って俺を怒らせた」のではなく、「あいつの発言が自分の希望と違った、その違和感の表出として、俺は怒ることを選択した」と認識する。すると、違和感があると腹が立つことはあるから、次は、違和感の元になる間違った予想をしないように、自分の希望を修正しようと。そしたら、腹を立てる以外の未来を選択する余裕ができるね、という話。

腹を立てるなとか、そういう無茶を言わないところに、感心した。

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2023年05月18日

Posted by ブクログ

心理学というより、心構えを説いた本。その割には引用文に難解なものが多く、決して読み易くはなかった。

怒り、自己嫌悪、嫉妬などを抱くのは、自分でそれらを選び取った結果であり、誰かのせいではない。本書は、短気な自分にとって、自分のあり方を見直し行動を合理化していくきっかけとなった。

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2020年12月20日

Posted by ブクログ

・性癖を自分が選び取っていると気づくことが、ゆとりを生み、自分のありかたを選び直すことを可能とする。パターン化したありかたから新たなありかたへ向けて「何らかの動き」をつくりだすことができるのです。

 従来主流だった「力動的な考え方」では、フラストレーションは「たまったり、爆発したり」するので、何らかの手段で「解消する」必要がある、というものであったのに対し、本書の「非力動的な考え方」では、フラストレーションとは「自分の立てた見通しが外れていること」とし、私たちはありがたを自分で選び取っている。とのこと。

 W・ジェームス(アメリカの心理学者)は「私たちには、苦しみ(都合の悪い現実)に向き合うことを避けようとする傾向があるが、この傾向から自由であるためには、苦しみに向き合う意思の力が必要」とのことです。じゃあ具体的にどうすればいいの?と思うわけですが「パターン化したありかたを選び取っていると気づき、身につけるに至った自分を温かく見守ることが、ありかたを選び直すことを可能とする」とのことです。

 『自分と向き合う心理学・意志心理学入門』なんてタイトルだと、ついつい買ってしまうのですが、正直に言うと分かりにくかった…

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2020年04月30日

Posted by ブクログ

自分が相手の言動で怒ったり悲しんだりしても
それは相手のせいではない。自分が「怒る」「悲しむ」という在り方を選択している。自分の在り方を相手に依存しないことにより、自分らしくいられる。そのためには自分の在り方を決める「意志」のみが必要だという。言わんとすることは分かるが、実践するのは難しそうだ。少しずつありたい自分に近づいていきたい。

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2019年09月25日

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