作品一覧

  • 秘録イスラエル特殊部隊 中東戦記1948-2014
    4.3
    1948年の建国以来、イスラエルは常に戦乱の只中にあった――。数度の中東戦争、エンテベ空港での人質奪還、エルサレムを巡る終わりなき戦いなど、同国特殊部隊が関与した諸作戦の全貌を、自らも中東戦争に従軍したスパイ小説の巨匠が語る戦記ノンフィクション。
  • モサド・ファイル イスラエル最強スパイ列伝
    4.3
    「モサド」――畏怖と敬意を込めてその名が語られるイスラエルの対外情報機関。世界最強と謳われるそのエージェントたちは、いかにして危険に満ちた任務を遂行してきたのか? スパイ小説の名手として知られるイスラエル人作家が、60年を超える歴史をひもとき、謎に包まれた真実に迫る。 世界を瞠目させたナチスの戦犯アドルフ・アイヒマンの誘拐、「黒い九月」やヒズボラなどアラブ・テロリストとの果てなき相克、北朝鮮も暗躍したシリアによる核開発計画の阻止……。それら過去の作戦のみならず、近年の核兵器をめぐるイランとの秘密戦争の実態を描き、最終段階に入った両国の熾烈な戦いを丹念に追う。 イスラエルの歴代国家指導者、モサドの元長官やエージェントなど、多数の当事者への取材と最新の情報をもとに、国家存亡の危機を幾度も救ってきた秘密機関の全貌が浮かび上がる。本国イスラエルで一大ベストセラーとなった白熱のインテリジェンス秘録。
  • モサド・ファイル2 イスラエル最強の女スパイたち
    3.3
    世界最強と謳われるスパイ・エージェント、イスラエル諜報特務庁「モサド」。そのモサドに属する女性諜報員の知られざる実態と活躍を描く。アイヒマン捕獲、イラン核所有の解明と弾道ロケット開発の阻止――彼女たちは歴史的ミッションにどう立ち向かったのか。

ユーザーレビュー

  • 秘録イスラエル特殊部隊 中東戦記1948-2014

    Posted by ブクログ

    【我々の使命は,人々が確実に平穏に生活できるようにすることだ。それは戦略的にも戦術的にも脅威ではないかもしれない--だが,道義的な脅威なのだ】(文中より引用)

    建国から今日に到るまで,イスラエルの特殊部隊が実行に移してきた任務の内幕を綴った作品。安全保障のために奮闘した数々の記録と証言が収められています。著者は,スパイ小説の書き手としても名高いマイケル・バー=ゾウハーとイスラエル国営テレビの社長を務めたニシム・ミシャル。訳者は,英米文学の翻訳家として知られる上野元美。原題は,『No Mission Is Impossibe: The Death-Defying Missions of the

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    2020年06月01日
  • モサド・ファイル イスラエル最強スパイ列伝

    Posted by ブクログ

    世界最強のインテリジェンス機関と言われているイスラエル モサドの過去のエピソードが綴られている。
    ただし、単にエスピオナージを踏み越えた、国家権力としての国際法を踏み越えたオペレーション(拉致、暗殺)には、ただただ震撼するのみ。
    平和国家日本にとどまっているだけではイメージできないこの地球上で実際に起きた事実が体感できます。
    ただし、イスラエルの方が著者なので、その点は多少のバイアスを考慮した方がいいかもしれません。

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    2017年05月07日
  • モサド・ファイル イスラエル最強スパイ列伝

    Posted by ブクログ

    [事実は小説よりも危なり]その全貌については知られていないけれど、泣く子も黙るという形容がピッタリとくるほど圧倒的な存在感を誇る、イスラエルの諜報機関「モサド」。彼らが手がけてきた数々の秘密オペレーションの成功、そして失敗を徹底的な調査を基にしてまとめた作品です。作家としても活躍するマイケル・バー・ゾウハーとニシム・ミシェルによる共著作品で本書はベストセラーとなりました。訳者はミステリー作品なども手がけている上野元美。原題は、『Mossad: The Greatest Missions of the Israeli Secret Service』。


    スパイ小説顔負けの作戦の数々に驚かされる

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    2015年08月19日
  • モサド・ファイル イスラエル最強スパイ列伝

    Posted by ブクログ

    モサドの活動記録を綴った短編集である。建国まもない頃から最近2010年頃までの大失敗も含めた21事例を実名を挙げて、誰が決断し、どのように行動したかを具体的に手口を記している。よくまあ執筆出版を許したと思う。20カ国以上でほぼ同時出版もさもありなんと言う内容だ。あの事件はやはりモサドの仕業だったかとも思うが、巻頭の長官やテロリストなど関係者の写真が新旧さまざまに並んでいるのを見ながら本章読むと、現実は小説より奇なりという常套句が浮かんでくる。テロリストやあからさまに敵視する国々に狙われたイスラエルには生き延びるために不可欠な機関だろうが、時には作戦が失敗し要員が死に至ってしまう。それを政府がき

    0
    2013年02月11日
  • モサド・ファイル2 イスラエル最強の女スパイたち

    Posted by ブクログ

     ノンフィクションで、そこそこ緊迫感もスリリングもあり、ぐいぐいと読ませられる。のだけれど、読んでいる間に次々に人物が出てくる。誰が誰だかわからなくなるうえ、どうも横文字の名前に弱い。しかも同じ人物なのに名字だったり名前だったり本名だったり偽名だったりが行単位で入れ替わったりとわけわからなくなって混乱しながら読んでいる。
     さほどその偽名に重要性がないならいちいち偽名をのせなくても…例えば「〇〇は△△という名義で・・」は「〇〇は偽名を使って…」とすれば、かなり読みやすくなる。何せ、1ページ内に名前も場所も道路も施設もカタカナが多くてわずらわしすぎ。しかもアラブ、イスラエルともに人名もその他も英

    0
    2024年01月21日

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