ニシムミシャルのレビュー一覧

  • 秘録イスラエル特殊部隊 中東戦記1948-2014
    【我々の使命は,人々が確実に平穏に生活できるようにすることだ。それは戦略的にも戦術的にも脅威ではないかもしれない--だが,道義的な脅威なのだ】(文中より引用)

    建国から今日に到るまで,イスラエルの特殊部隊が実行に移してきた任務の内幕を綴った作品。安全保障のために奮闘した数々の記録と証言が収められて...続きを読む
  • モサド・ファイル イスラエル最強スパイ列伝
    世界最強のインテリジェンス機関と言われているイスラエル モサドの過去のエピソードが綴られている。
    ただし、単にエスピオナージを踏み越えた、国家権力としての国際法を踏み越えたオペレーション(拉致、暗殺)には、ただただ震撼するのみ。
    平和国家日本にとどまっているだけではイメージできないこの地球上で実際に...続きを読む
  • モサド・ファイル イスラエル最強スパイ列伝
    [事実は小説よりも危なり]その全貌については知られていないけれど、泣く子も黙るという形容がピッタリとくるほど圧倒的な存在感を誇る、イスラエルの諜報機関「モサド」。彼らが手がけてきた数々の秘密オペレーションの成功、そして失敗を徹底的な調査を基にしてまとめた作品です。作家としても活躍するマイケル・バー・...続きを読む
  • モサド・ファイル イスラエル最強スパイ列伝
    モサドの活動記録を綴った短編集である。建国まもない頃から最近2010年頃までの大失敗も含めた21事例を実名を挙げて、誰が決断し、どのように行動したかを具体的に手口を記している。よくまあ執筆出版を許したと思う。20カ国以上でほぼ同時出版もさもありなんと言う内容だ。あの事件はやはりモサドの仕業だったかと...続きを読む
  • モサド・ファイル2 イスラエル最強の女スパイたち
     ノンフィクションで、そこそこ緊迫感もスリリングもあり、ぐいぐいと読ませられる。のだけれど、読んでいる間に次々に人物が出てくる。誰が誰だかわからなくなるうえ、どうも横文字の名前に弱い。しかも同じ人物なのに名字だったり名前だったり本名だったり偽名だったりが行単位で入れ替わったりとわけわからなくなって混...続きを読む
  • 秘録イスラエル特殊部隊 中東戦記1948-2014
    あくまでも イスラエル側からの視点の中東戦記です。

    何が正義なのだか、何が道義なのか人道なのか、中にはイスラエル側の人たち犠牲を読者の情緒に訴えるような、家族が殺されたとかの記述もあります。

    あまり感情を込めずにイスラエル側から戦史を記述した内容の本です。

    ですがイスラエル側以上にパレスチナ、...続きを読む
  • 秘録イスラエル特殊部隊 中東戦記1948-2014
    イスラエルを守るために軍が作戦行動を遂行する。敏腕パイロットやスパイなどの工作員、首相などの政治家が生々しい活動をする--。読んでいると冒険小説のように感じる。

    この本はノンフィクション作品だ。実際に起こったことが語られている。気を付けないと小説のように楽しんでしまうが、実際にテロリストや軍人が死...続きを読む
  • モサド・ファイル イスラエル最強スパイ列伝
    この本にも時々登場するイスラエル人ジャーナリストのロネン・バーグマンのシークレット・ウォーズがホメイニ革命以後のイランvsモサドを中心に書いているのに対し本書では特に1948年の建国から1980年代までのモサドの活躍を中心に書かれている。バーグマンもかなりイスラエルよりだと感じたが、本書は完全にイス...続きを読む
  • モサド・ファイル イスラエル最強スパイ列伝
    イスラエルのインテリジェンス機関「モサド」の活動(の一部)を記録した1冊。「このような機関が存在しなければ、地球上の国々の均衡が一部の既得権益者の望むようには保てない」ということがよくわかる。社会システムは随分と複雑化したけれど、人間の根本的な部分は人類誕生より進化していない。
  • モサド・ファイル イスラエル最強スパイ列伝
    最強の諜報機関であるイスラエルのモサドの様々な諜報・スパイ活動がこれでもかと紹介されている。

    イラクの核開発を阻止するための科学者の暗殺、ブラジルからナチス残党を拉致する話、エジプトの大統領の義理の息子をスパイにする話、PFLPのテロ組織壊滅のための攻撃、シリアに住むユダヤ系女性のイスラエル脱出作...続きを読む
  • モサド・ファイル イスラエル最強スパイ列伝
    ナチによるホロコーストの指揮を執ったというアドルフアイヒマンの補足劇を読みたくてこの本を手に取った。ほかのいくつかの章も興味深かったが、半分まで読んだところで疲れて中断した。