作品一覧

  • 地図と星座の少女
    3.8
    1巻2,530円 (税込)
    美しかった島は姿を変え,友だちは森に消えた.13歳のイサベラは,真相を追って禁じられた森へと足を踏み入れる.星を読み,不思議な地図に導かれて――.ウォーターストーンズ児童文学賞とブリティッシュブックアワードをW受賞,カーネギー賞ほかノミネート多数.各国で絶賛された,伝説と魔法きらめく冒険ファンタジー.

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  • 屋根の上のソフィー
    3.7
    1巻2,530円 (税込)
    19世紀末.赤ん坊のころに難破船から助け出されたソフィーは,学者のチャールズに育てられた.ロンドンで12歳になった彼女は,母の記憶と形見のチェロケースを手がかりに,パリへ.そこで屋根の上を住処とする子どもたちと出会って…….仏ソルシエール賞ほか受賞多数.切ないほどの愛と勇気を,音楽がいろどる冒険物語.

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ユーザーレビュー

  • 地図と星座の少女

    Posted by ブクログ

    ハリーポッターみたいな怖さとリアルさがあるファンタジー。正しいと思うことへ向かう強さ。親から受け継いだものを大切にしているところ。熱い友情。スピーディーに進むストーリー。魅力の多い作品だ。
    悲しいこともたくさんあるけれど、読み終わるまでに気持ちが落ち着くようにできている。安心して読めるお話だ。
    全てを語らず、余韻を残しているところも素晴らしい。

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    2023年11月17日
  • 屋根の上のソフィー

    Posted by ブクログ

    裏社会に通じている子どもたちと共闘して横暴な大人に立ち向かっていく話はディストピアものなどによくあるけど、こちらは19世紀末のロンドンとパリが舞台。子どもの個性なんか尊重されず(というか、そもそもそんなものがあるとも思われておらず)大人にとって便利なように生きさせられるという意味では、やはりそこにもディストピアがあったのかもしれない。

    この物語は、魔法は出てこないけど一種のファンタジーでもあって、屋根の上をひたすら渡り歩いていくのでなんかずっとヒヤヒヤしながら読んでいたけど、そういう意味で冒険心のようなものは満たされたかな。でも、最後、チャールズはどうなるとか、マテオをはじめとするRooft

    0
    2025年10月30日
  • 屋根の上のソフィー

    Posted by ブクログ

    お役所的には「不合格」でも、ソフィーに生きる力がしっかり備わっていたからこそ、屋根の上の子たちとも渡り合えたのだし、あの幸せな結末にたどり着けたのだと思う。だからチャールズの子育ては間違ってなかったんだな。

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    2025年09月10日
  • 地図と星座の少女

    Posted by ブクログ

    どこかの島でのほのぼのライフのお話だと思い込んでいたのですが、歴としたファンタジーでした。最後まで明かされない謎もあり、自分で補完想像を楽しむ余地があります。

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    2024年07月24日
  • 地図と星座の少女

    Posted by ブクログ

    読み終えるのに時間がかかった。細やかな表現が美しすぎて、ストーリーが頭に入らなかったのだ。

    地図職人の父を持つイサベラは、友人であり島の総督の娘のループを探しに森へ入る。
    父さんが話してくれた炎の魔物ヨーテの物語が次々さと実際におき、島は漂流することになる。
    小さな島を舞台にスケールの大きなファンタジー。
    あとがきにもある通り、緯度経度が記載してあり、次回読むことががあれば地図を片手に読み直したいと思う。

    #中高生

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    2023年10月25日

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