市大樹の作品一覧

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ユーザーレビュー

  • 飛鳥の木簡―古代史の新たな解明
    木簡は、何かが書かれた形跡(墨痕)がある木の板またはその破片、削りくずなどを指すものらしい。

    中国では紙が普及する前に竹簡が使われたが、日本においては紙と木簡が併用された。
    そのため、木簡に記された内容は文献資料と照らし合わせて検討することができるものがある。
    ただ、その種類は非常に多彩であり、呪...続きを読む
  • 飛鳥の木簡―古代史の新たな解明
    主に飛鳥・藤原京出土の木簡から、日本古代国家の形成過程の歴史を描き出しています。木簡を研究するということは、『日本書紀』などの編纂史料を相対化し、より正確な史実を浮かび上がらせる作業です。また、日本古代国家の形成過程に朝鮮半島から強く影響を受けていることも、木簡の解読からわかります。文章も読みやすく...続きを読む
  • 飛鳥の木簡―古代史の新たな解明
    出土した飛鳥時代の木簡の研究により判明したことを解説した書。木簡研究の面白さが伝わってくる。『日本書紀』は特定の政治的立場から編纂されたものだから、史料批判が必要とされる中で、木簡は当時の人々の日常の生活又は公務で使用されたものだから、意図的な改変はまずないとして、信頼できる史料として注目されている...続きを読む
  • 飛鳥の木簡―古代史の新たな解明
    まず口絵に木簡のカラー写真が載っている。これが木簡だと視覚的に了解出来る。暦木簡、墨画木簡、戯画木簡、天皇木簡、漢詩木簡、万葉歌木簡、音義木簡…この本には写真、地図、系図などが豊富で、絵本好きの私としてはたまらない。満足な造りだ。博物館などで木簡や土馬などの実物を何度も見た経験はあった。
    日本人とし...続きを読む
  • 飛鳥の木簡―古代史の新たな解明
    飛鳥で発掘されている木簡から判明した日本古代史における最新知見を新書にて学べます。主に本書の該当年代は7世紀半ばのいわゆる「大化の改新」から8世紀初頭の大宝律令制定直後まで。木簡は壬申の乱後の天武期に飛躍的に多く発掘されているとのことです。
    この時代の日本側史料としては政治的意図がこめられた「日本書...続きを読む

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