ユーザーレビュー 「植物」をやめた植物たち(たくさんのふしぎ2023年9月号) 末次健司 光合成をやめてしまった植物たち、彼らは植物の進化系なのだそうだ。ギョウリンソウや、「らんまん」で知ったヤッコソウぐらいしか知らなかった。そして、まだまだ知られてないものもいるらしい。面白い世界だ。 2024.3,1追記 「ムジナノショクダイ属ムジナノショクダイ」という新種が鹿児島で発見されたそうだ。...続きを読む国内の植物で発見と同時に属が新設されるのは94年ぶりだそう。 Posted by ブクログ 「植物」をやめた植物たち(たくさんのふしぎ2023年9月号) 末次健司 こんな植物がいるのだと驚きました。 表紙に飾られているホシザキシャクジョウをはじめ、色を失った植物は白っぽい、薄い色合いのものが多くて傍目には美しく見えました。特に、屋久島で発見されたヤクノヒナホシは星のような形で可愛らしく色も薄い青で美しい。 でも、これらは「植物」をやめた、つまり緑黄体を持たず光...続きを読む合成をしないということ。これが植物の進化だとしたら恐ろしいことだなと思いました。もしもこれが植物の主流になったら、地球はどうなるのだろうと考えずにはいられませんでした。 Posted by ブクログ 「植物」をやめた植物たち(たくさんのふしぎ2023年9月号) 末次健司 植物における最も重要な働きの一つ光合成をやめた種を美しい写真と共に解説。どうやって養分を得るのか?どのように種を増やすのか?したたかな生き方を学べる本です。たくさんのふしぎならではの企画といえるでしょう。大人子供どちらにもおすすめ。 Posted by ブクログ 「植物」をやめた植物たち(たくさんのふしぎ2023年9月号) 末次健司 光合成をやめた植物についての本。児童書だけど大人が読んでも新発見が多く,おもしろい。 珍しい植物の写真集としてもたいへん美しい。 以前日光植物園にギンリョウソウを見に行ったことがあるけど,それ以外にも珍しくて面白くてキモいやつらがいっぱいいるんだね…。 光合成をやめた植物たちが栄養を得る仕組み,...続きを読む「獲物」を騙す仕組み,種を運んでもらう仕組み、どれも人間の目から見ると実に「狡猾」な印象を受ける。 私は生まれ変わったらこういう「菌従属栄養植物」になりたい。 Posted by ブクログ 「植物」をやめた植物たち(たくさんのふしぎ2023年9月号) 末次健司 粘菌の本を読んだばかりだったのもあってとても面白かったのか私に読むように勧めてきました。 不思議な植物は新鮮だったらしく、内容で印象に残った所を一生懸命説明してくれて面白いね。と言っていました。 6歳 2023.8 Posted by ブクログ 末次健司のレビューをもっと見る