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植物といえば、緑色の葉っぱを思い浮かべますよね。それは、緑色の色素があるからです。この色素があることで、多くの植物は光合成をして、日光から栄養を作り出すことができるのです。ところが、この色素を持たず、キノコなどの菌を「食べて」生活する植物たちがいます。光合成をやめた植物たちは、色や形も風変わりなものばかり。彼らのちょっと変わった生活をご紹介します。
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Posted by ブクログ
この本はおもしろい。 植物をやめたら、植物でなくなるはずなのに、植物だというのだ。 生物の進化は確かに多様性の文化だ。 植物の定義として、「光合成」をすることが、重要な定義の中心にある。 つまり、葉緑素をなくして、光合成をやめてしまったのだ。 するとこの植物たちは、太陽を必要としないのだ。結局、...続きを読む太陽があまり要らないので、森の中でポツンと生きているのだ。 だけど、不思議なことに、葉緑素を持たない葉があるのだ。 本来ならば、葉もなくしてしまえというはずだが、葉はあるのだ。 ちょっと、中途半端なやつだ。葉のないやつもいるみたいだ。その方がスッキリする。 つまり、光合成をやめて、葉はあったが、よく考えれば葉が要らないねと思ったやつが一番進化している。 地球上には30万種の植物がいるのだが、植物をやめた植物たちは、1000種ちかくいるという。 では、光合成しないで、栄養分はどうやって得るのか? この植物をやめた植物たちは、「菌従属植物」というらしい。つまり、キノコを食べているのだ。 昔は、腐葉植物と言われていたけど、どうもそれは違うねとわかったようだ。 キノコつまり菌を食べて生きているというか、菌から栄養分を摂っている。 植物をやめた植物たちは、キノコタリアンだった。 だけど、なんでキノコは、植物たちに食べられるのだろう? キノコタリアンの植物をやめた植物たちは、一方的に菌を食べているようだが、菌も食べられるメリットがあるはずだ。キノコたちは、利他精神に満ちた植物なのだ。本書では、キノコがだましていると言ってるが、違うような気もする。 キノコは、植物ではない。光合成もしない。 キノコは植物界でも動物界でもなく、独立した菌界というグループに所属している。 おもしろいのは、花が咲き、花粉もあって種子を作るのだ。ちゃんと子作りをするのだ。 ギンリョウソウには、モリチャバネゴキブリとコラボレーションしているようだ。 ゴキブリが役に立つなんて、素晴らしい。さらにそのできた種子を昆虫などが食べて、クソとなって広がっていく。クソの中にいるから、最初から栄養分がコーティングされているとは、よく考えついたものだ。 それにしてもギンリョウソウがツツジ科であることも不思議だ。 それにしても、おもしろいなぁ。また、そんなことを研究している人がいるのだ。 難しくなく、画像が豊富で、実にわかりやすく書いてある。いい仕事しているね。
福音館のたくさんのふしぎ傑作集。 見かけるとつい手に取りたくなります。 写真が綺麗で小学中学年からおすすめ。 植物の定義は「葉緑素を持ち、光合成を行う」 ことだそうです。 では、光合成をやめた植物はどのように生息しているのでしょう? 地球上の約30万種もの植物のうち、およそ1000種が光合成をや...続きを読むめた植物たちで、彼らは菌類から養分を貰って生きています。山や森の中で、花が咲き実をつける時しか地上に姿を現さないのでとても見つけ難い。 表紙を飾る「ホシザキシャクジョウ」はアフリカ中部と日本でしか発見されてない5㎜ほどの小さな植物です。青緑色の美しい花をつけています。 でました!ヤッコソウです。 牧野富太郎博士が命名したこの植物を、朝ドラ「らんまん」で知りました。 白い帽子を被り「やっこ」の形をした姿が可愛らしい。 作者の末次健司さんが、新種の光合成をやめた植物として2017年に発表したオモトソウ。石垣島で発見され、日本の植物として初めて「世界の新種トップ10」に選ばれたそうです。 誰もまだ見たことのない植物がどこかで生きていてそっと花を咲かせ実をつける。 ロマンに満ちた分野の研究に興味を持ちました。
タイトルがいい。 どういうことかと興味をひかれる。 読んでみて納得。こういう植物があるのか。 ほんと、ためになるなあ。
植物をやめるということはつまり、光合成をしなくなる、ということ。 ではどこから養分を得るのか?と考えると、意外とがめつい子たちだな~と思ったよ。 見た目もなかなか個性的な子たちだわ。
研究が進んだ結果、植物と菌類の共生は強いことがわかり、個の生態からすべてを語ることはできなくなったという。そんなことを知ってから関連しそうな書籍や図鑑を読むようになった。 薄い本だが、図鑑ならではの楽しさはある。 植物と菌類は別種だが、存外近いのかもしれないとか思うなど。
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「植物」をやめた植物たち
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末次健司
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ギンリョウソウ(たくさんのふしぎ2026年6月号) 森に咲く銀色の花
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