関本剛の作品一覧
「関本剛」の「がんになった緩和ケア医が語る「残り2年」の生き方、考え方」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「関本剛」の「がんになった緩和ケア医が語る「残り2年」の生き方、考え方」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
緩和ケアの有用性
医療者として緩和ケアに関わる中で、やりがいとはと考える日々が続きましたが、本書を読み緩和ケアの必要性と重要性を知り今後も緩和ケアに深く関わりたいと思えるようになりました。
Posted by ブクログ
今や日本人の2人に1人がなるというがん。
緩和ケア医として1000人以上の患者さんを看取ってきた医師がご自身もがんになり、見つかった時にはステージ4、脳転移、余命2年。
医師として患者さんとしてがんとわかったときの衝撃、感じたこと、不安に思ったことを書いてくれている。
お人柄が感じられる読み易く、優しい文章でありながらもし自分もしくは大切な人ががんになった時に支えになる本だと思った。
またがんになるならないは関係なしに、生き方や人生への向き合い方を「丁寧にしよう、大切にしよう」と思わせてくれる。
教科書に載せてぜひ幅広い人に読んでほしいと思った。
Posted by ブクログ
同じ立場にならないと、本当の意味で相手を理解して共感する事は難しい。
何人ものがん患者を看取ってきた医師でも、自身の余命を意識したときは動揺した。そして今までの自分の患者さんの気持ちを初めて理解できた。
他人の気持ちを想像したり、推し量ったりする事は出来るし、そういう事はとても大切だ。
しかし、真に理解して共感するには同様の体験をしていないと理解しきれない。
この本を読む方も、癌と診断されたり、癌の可能性を指摘された事がある人と、そういった経験がない人とでは受け止めかたが違うだろう。
前者である私としては、著者の率直な著述に共感し、涙を流した。診断時のショック、家族の優しさ、患者さん達の
想像以上の考えが生まれました!
がんで母を24歳の時になくしたので、その時母らしく生きれてたのか、そう思いこの本を読みました。
結果は想像以上!です。緩和ケアについて、当時はあまり知らずにいましたが、緩和ケアが最後の自分らしく生きる支えになることの重要さもわかりました。
亡くなることは、悲しいことだけど、その前にいっぱいいっぱい母と話をしておいてよかったなあと思いました。
これから何回も読みたいです。