がんになった緩和ケア医が語る「残り2年」の生き方、考え方

がんになった緩和ケア医が語る「残り2年」の生き方、考え方

770円 (税込)

3pt

人はなぜ生きるのか――。緩和ケア医として多くの終末期患者たちを看取ってきた40代の医師に下された「末期がん」の宣告。患者たちと立場をともにしたとき、医師は初めて命の何たるかを理解した。余命を意識しながら仕事と向き合い続ける医師が語った、「運命」の受容と抵抗のノンフィクション。

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がんになった緩和ケア医が語る「残り2年」の生き方、考え方 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    四十五歳で早逝された
    緩和ケアドクター。

    彼はがんと闘いながら
    亡くなる直前まで医師
    であり続けました。

    つまらないことで気分
    が沈んでいましたが、

    がんに蝕まれながらも
    前を向いて切々と語る
    その姿に、

    いったいなにを私は?
    と背筋を正されました。

    そう、人生はいつ暗転
    するかわかりませ

    0
    2023年03月05日

    購入済み

    緩和ケアの有用性

    医療者として緩和ケアに関わる中で、やりがいとはと考える日々が続きましたが、本書を読み緩和ケアの必要性と重要性を知り今後も緩和ケアに深く関わりたいと思えるようになりました。

    0
    2022年09月21日

    Posted by ブクログ

    今や日本人の2人に1人がなるというがん。
    緩和ケア医として1000人以上の患者さんを看取ってきた医師がご自身もがんになり、見つかった時にはステージ4、脳転移、余命2年。

    医師として患者さんとしてがんとわかったときの衝撃、感じたこと、不安に思ったことを書いてくれている。
    お人柄が感じられる読み易く、

    0
    2022年09月12日

    Posted by ブクログ

    同じ立場にならないと、本当の意味で相手を理解して共感する事は難しい。

    何人ものがん患者を看取ってきた医師でも、自身の余命を意識したときは動揺した。そして今までの自分の患者さんの気持ちを初めて理解できた。
    他人の気持ちを想像したり、推し量ったりする事は出来るし、そういう事はとても大切だ。
    しかし、真

    0
    2021年10月22日

    購入済み

    想像以上の考えが生まれました!

    がんで母を24歳の時になくしたので、その時母らしく生きれてたのか、そう思いこの本を読みました。
    結果は想像以上!です。緩和ケアについて、当時はあまり知らずにいましたが、緩和ケアが最後の自分らしく生きる支えになることの重要さもわかりました。
    亡くなることは、悲しいことだけど、その前にいっぱいいっぱい母

    0
    2021年10月01日

    Posted by ブクログ

    P60
    最善に期待し、最悪に備える

    P84
    良き死は、逝く者からの最後の贈り物となる

    P124
    例え世界の終末が明日であっても私は林檎の樹を植える

    P162
    人は生きてきたように死んでいく

    P200
    あなたはあなたであるから大事なのです

    身内ががんの手術した後、緩和ケア看護師を紹介され、知

    0
    2021年03月27日

    Posted by ブクログ

    3章と4章は読み応えがあった

    緩和ケア医として多くの患者さんを看取ってきた経験から言えること
    自分ががんになったからこそわかること
    それらが包み隠さずに書いてあった

    「自分も、もっと緩和ケアを主体的にやりたい!」と奮い立たせてくれる一冊になった

    2年と言わず、いつまでも先生のご活躍をたくさん知

    0
    2021年02月23日

    購入済み

    購入して良かった

    医師が病に罹るということは現実から目を背けることが出来ないが故にとてもきついことだと思います。ですがこうして冷静に客観的に文章にされていることに先生の心の強さを感じます。強さは優しさだと私は常々思っておりますが先生の強さはまさにこれだと思います。先生の著書の第二巻第三巻、、、を楽しみにしております。

    0
    2020年12月10日

    Posted by ブクログ

    いかに死ぬのか、最後まで良い人生を送る指標になる本。緩和ケアが日本がここまで進んでいて、嬉しいし、もっと身近になって欲しいと感じた。
    自分や親の人生の最後の事も考えるきっかけになりました。

    0
    2025年10月26日

    Posted by ブクログ

    緩和ケア医であった著者が、癌になってしまう。
    緩和ケア医としての立場、癌患者としての立場、
    その両面から率直に気持ちが描かれているところが共感できた。
    「死」を頭で理解していても、いざ現実に直面した時に、それを受け入れることは難しい。
    患者さんの一人の言葉「美しく死にたい」は、本当にそう。年齢に関わ

    0
    2023年11月18日

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