作品一覧

  • ワクチン開発と戦争犯罪 インドネシア破傷風事件の真相
    4.0
    1巻2,530円 (税込)
    1944年8月,ジャカルタの収容所で,ワクチンを接種したロームシャが破傷風で多数死亡した.この謎の事件の背景には何があったのか.犯人として処刑されたインドネシア人医師,破傷風で命を落としたロームシャ,そして遥か離れた中国大陸で七三一部隊の人体実験に供された〈マルタ〉をつなぐ日本軍の謀略が,いま明らかになる.

    試し読み

    フォロー

ユーザーレビュー

  • ワクチン開発と戦争犯罪 インドネシア破傷風事件の真相

    Posted by ブクログ

     2021年夏、2週に渡ってNHKでインドネシアの破傷風ワクチン開発と現地ロームシャ(労務者)への人体実験や泰緬(たいめん/タイとベトナム)鉄道等への強制労働、そして戦地では帝国軍人がマラリアの特効薬キニーネを巡って、友軍衛生兵からキニーネを強奪するなどの蛮行を報道した。
     放送から1年半、731部隊の研究も取り組んでいる倉沢愛子さん、松村高雄さんが共著で、本書を出版した。戦時中の日本軍占領下のインドネシアで、かなり無謀なやり方で密かに進められていた破傷風ワクチン開発の治験に際してロームシャ(現地人「労務者」)と呼ばれた多くのインドネシア労働者が、何も知らされないままその治験の対象とされ、命を

    0
    2023年06月25日
  • ワクチン開発と戦争犯罪 インドネシア破傷風事件の真相

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1944年インドネシアで起きた「破傷風事件」
    事件は秘密裏に処理され、今も明らかにされていない真実も多い。731部隊の正式名称は「関東軍防疫給水部」 ワクチン開発が重要任務。関連は。

    0
    2025年01月18日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!