直木公彦の作品一覧

「直木公彦」の「白隠禅師」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 白隠禅師―健康法と逸話
    4.5
    1巻1,100円 (税込)
    「今の時代だからこそ読んで良かった」との声、多数。 日本臨済宗中興の祖・禅師250年大位遠諱。 禅の偉人・白隠は「内観の秘法」などによって、自分自身の重い神経症や結核を治し、他の多くの重病人も救った治病の元祖でもありました。 その養心養生論、健康療病長寿法の奥義が現代に甦ります。 著者は、病弱で、事業にも困っていた際に白隠禅師の教えに触れ、一気に開眼。 本書はその著者自身の体験から、奥義とも言われる『夜船閑話』『遠羅天釜』をわかりやすく紹介し、白隠禅師の教えを現代人にもわかるように解説した決定版です。 龍澤寺師家・中川宋淵氏、経団連名誉会長・植村甲午郎氏、裏千家茶道家・塩月弥栄子氏、衆議院議員・坊秀男氏など各界の推薦も多数(肩書きは推薦いただいた当時のもの)。

ユーザーレビュー

  • 白隠禅師―健康法と逸話

    Posted by ブクログ

    白隠禅師の健康法として知られる「内観の法」が「夜船閑話」の中に、「軟ソの法」が「遠羅天釜」の中に現代文で分かりやすく記載されている。禅師の漢文を明快に訳してくれていることはあり難い。この本を読むと、健康が「心」に大きく係っている事がよく分かる。『人間世界の思い煩いや工夫を捨て、小智才覚の一切を放下し、考えること、見ること、聞くこと、話すこと、感ずること、一切の雑念を追い払ってしまう、・・』。この自分を空にすることが、悩める心と身体をよみがえらせてくれる。著者の直木公彦氏は、白隠の教えを自分の言葉として、力強く語りかけてくる。

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    2015年12月09日
  • 白隠禅師―健康法と逸話

    Posted by ブクログ

    一度読んでみただけではわからなかったけれど、この本は僕がこれまで読んだ本の中で一番力を秘めた名著である。


    精神世界の本を何十冊と読んできたけれど、僕が正しいと感じたものの見方・考え方について一冊にまとめあげるとして、この敬虔な教えと同じ水準のものを作れる自信は全くない。


    題名には「健康法と逸話」と書かれているが、そのカテゴリはむしろ予備知識的なものであると感じた。この一冊に書かれているのは、禅とは、生きるとは、人生とは、について探求し続けた一人の探求者の最終的な結論である。簡素でありながら深遠なこのことばたちは、毎回読むたびに得られるものがある。


    生きることに迷っている・苦しんでい

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    2013年01月21日
  • 白隠禅師―健康法と逸話

    Posted by ブクログ

    『白隠禅師 健康法と逸話』(直木公彦、日本教文社)を読んでいる。寺山心一翁先生の「意識の超越理論」講座の受付で買い求めた。半分ほど読んだが素晴らしい。寺山先生が推すのも頷ける。

    病気を治す方法として「内観の秘法」「軟その法」「丹田呼吸法」が挙げられているんだけど、そのうちの内観の秘法の中から参考になりそうな文章を挙げてみる。

    「神経症や高血圧その他の難病のような慢性の長い療養生活には、精神の持ち方が大切なのは言うまでもありません。身心は一如でありますから、心が千々に思いみだれ、悶え苦しみ、恐れ悲しんで毎日を送ったり、精神が散漫になり、症状の変化につれてたえず動揺を続けているならば、肉体

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    2010年10月09日
  • 白隠禅師―健康法と逸話

    Posted by ブクログ

    実にシンプル。
    道具もいらない。
    効果も高い。
    大変優れた健康法です。

    『軟酥の法』は視覚、触覚、嗅覚を総動員した豊かなイメージを用いた方法です。

    『内観の法』は丹田呼吸ですが、単に下腹・腰・脚・足の力を抜いて、リラックスします。元祖 自律訓練法です。

    気が上半身に上がったままだといろいろな支障が出てきます。
    上がったままの気を下げることに重点が置かれています。

    昔からあった精神的修養からくる原因不明の病 ”禅病” について
    の対処法がいろいろ書かれています。

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    2009年10月18日
  • 白隠禅師―健康法と逸話

    Posted by ブクログ

    日本の癒しの原点がここにある。『病は気から』という言葉の意味を実感できる。イメージコントロールの重要性が実感できる本。

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    2009年10月04日

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