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  • もしニーチェがイッカクだったなら? 動物の知能から考えた人間の愚かさ
    4.0
    1巻2,420円 (税込)
    動物にも意識があり、ほかの動物が死ぬと悲嘆にくれたり、相手を騙したりと知性があることがわかってきた。これまでは科学でも哲学でもヒトと動物は違うものとして考えてきたが、さまざまな研究から、程度は異なるもののこうしたヒトと同じ認識力があり、集団で生きる上での道徳さえもある。ではヒトと動物を比べてみたらどちらがより平和に暮らしているのだろうか。高度な能力を持つはずのヒトはなぜ不幸なのだろうか、その愚かさを明らかにする。

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ユーザーレビュー

  • もしニーチェがイッカクだったなら? 動物の知能から考えた人間の愚かさ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    かなり面白かった。
    生物系の論文って、素人でも理解できて面白いものが多いけど、ひとつひとつ漁るのはさすがに骨が折れるからこういった1つのテーマに沿って色々な話を紹介してくれるる学術書の存在はほんとうにありがたい。

    ・イルカは死を認識できているが、『自らもいずれ死ぬ』という死の叡智には辿り着いていない。すべての動物の中でヒトだけが、死の不可避性を完全に認識できる

    ・死の叡智は、エピソード的未来予測の波及効果の避けられない帰結であり、ほかの認知能力と分かちがたく結びついている(つまり、「いずれ死ぬ」という懊悩だけ都合よく回避しつつ、他の認知能力を育てることはできない)

    ・ヒトの道徳的推論(た

    0
    2025年02月15日
  • もしニーチェがイッカクだったなら? 動物の知能から考えた人間の愚かさ

    Posted by ブクログ

    動物との認知の違いはどの程度なのか
    人間の知能とはどれだけ優れたモノなのか
    →大して変わらないし、知能のせいでおかしなことにもなっている

    面白い本だったが新規に知的好奇心を満たしてくれるわけではなかった
    内容がタイトル負けしてるかな笑

    0
    2023年08月11日

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