キャサリン・A・サンダーソンの作品一覧
「キャサリン・A・サンダーソン」の「悪事の心理学 善良な傍観者が悪を生み出す」「ポジティブ・シフト 心理学が明かす幸福・健康・長寿につながる心の持ち方」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「キャサリン・A・サンダーソン」の「悪事の心理学 善良な傍観者が悪を生み出す」「ポジティブ・シフト 心理学が明かす幸福・健康・長寿につながる心の持ち方」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ちょっと固い文章なので最初は読みづらかったが慣れてきたら割とサクサク読めた。
この本は三部構成で書かれている。(第一部は普通の人がどのように悪事に加担するか 第二部は具体的に立ち向かう方法 第三部では具体的にどのような行動をするか)
心に刺さる言葉が多くあったのでいろいろな人にぜひ読んで欲しいと思ったが、青少年の子供たちに特に読んで欲しいと思った。
いじめについても、いじめを傍観してしまう心理やそれを傍観せずにどのように対応すればよいかのプログラムについても描かれていた。自分が中高生のときにその対応ができるかどうかわからないが、この本を読んでいたらもしかしたら行動が変わっていたかもしれない、
Posted by ブクログ
悪事に対すると人間は沈黙する。
30代サラリーマンです。
とあるYouTubeで本の紹介をしており(細かな紹介ではなく、読んでみてといったもの)、購入。
特に事前調査なく、どんな事が書いてあるかもわからない状態でした。
街中で人が困っているのを見かけたことはありませんか?
そんな時、貴方は助けの手を差し伸べるでしょうか?
答えはyesともnoとも取れると思います。
周りに人がたくさんいる時or自分しかいない時、困っている人が赤の他人の時or知り合いの時、はっきりと困っていて助けを求めていると認識できる時or曖昧な時
様々な状況下での実験を通じて人がどのような決断を下すかを調査してまとめ
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ良書だった。
悪事を行う人の心理というより、悪事を止めない大衆の心理についての内容。
悪事を認識しながらも指摘や介入ができないのは、見逃している人達が悪人という訳ではなく、脳の動きなど人間の性質的な要因が大きいということ。
つまり悪事を目撃しても沈黙してしまうことが多いのは必然。
ただ悪事はそうした周りの沈黙の姿勢によって、より増幅してしまうものなので、この沈黙の状況を変える必要がある。
そのためには知識やスキルが必要で、元の性格に関わらず方法によって培うことができる。
というような内容だった。
悪いことを止められる大衆の中の一人であれるために必要な知識が色々記載してあった。