むずかしい。
しかし、7章で、これまでの展開を丁寧に要約してくれているので、前書き、1章、7章で全体像はつかめる気もする。
そうは言いつつ、オートポイエーシス、セカンドオーダー、繰り返し読んでも意味は分かりづらい。なるほどと思う瞬間もあるし、そうか?と疑問を抱く瞬間もある。
確かに自身という「個
...続きを読む」は、外部から設計されたわけではない。その点で、生命維持にとどまらない日々の生活は、自らが自らを設計していると言えよう。
ゲノムという大局で生命を見たとしても、それが個々の生命体に別れた時に、差異が発生する説明に至らない。ある種のセンチメンタリズムでしか語り得ない気もする。
しかしながら、人間に主眼をおいたとして、コンピューティング・パラダイムに身を置いたほうが人類は発展する気がするな。