作品一覧

  • ネガティブクリエイティブ つまらない人間こそおもしろいを生みだせる
    値引きあり
    4.2
    悲観的で心配性なまじめ人間でも大丈夫! 『TAROMAN』のクリエイターが教える “後ろ向きに前進する”ための仕事術。 芸術家・岡本太郎の世界観を架空の昭和特撮ヒーロー番組として表現した 『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』(NHK Eテレ)をはじめ、 SNSで大きな話題となった『石田三成CM』、『サウンドロゴしりとり』など、 くだらないアイデアで遊び心あふれるでたらめなコンテンツを生みだし続ける 気鋭の映像作家/クリエイティブディレクターの藤井亮。 しかし、彼は自分のことを「つまらないネガティブ人間」と自認します。 悲観的で心配性、いつも最悪のケースを想像して不安になる後ろ向きな性格。 根はまじめだからおもしろいことは思いつかないし、 突出したオリジナリティも持っていなければ、 プレゼンも下手、現場のテンションを盛り上げるのも向いてない……。 でも、そんなネガティブ思考こそクリエイティブにおいては武器になる、と彼は語ります。 「このままで本当にいいんだろうか?」 「もっとおもしろくなるんじゃないか?」と、 石橋を叩いて叩きまくって正解を探り続けることができるからです。 本書では、そんなネガティブ思考を逆手に取った藤井亮の仕事術と創作論を大公開! ・がんばる理由がないというネガティブな現実と向き合う。 ・どんな仕事も「やりたくてやってる」状況に追い込む。 ・「嫌」と感じるネガティブ思考が、アイデアの種になる。 ・生活に時間を奪われる状況は、アイデアが降りてくるチャンス。 ・才能がなくても既存の作品の“構造”を借りてオリジナルを生む。 ・現場ウケは信用しない。つくり手のおもしろがりは見せない。 ・ネガティブな修正要求こそ、クオリティを上げるチャンス。 ・突出した武器や強みがなくても、「まあまあできる」をかけ合わせればそれが個性になる。 ・うらやましくても「早く売れる」を目指しすぎない。 ・あえて“変な汗”をかきそうな仕事に飛び込む。……etc. つまらない人間でも、おもしろいものがつくりたい! そんな“一億総クリエイター時代”だからこその悩みに応える(かもしれない) “後ろ向きのまま前進する”逆説の創作論です。
  • タローマン・クロニクル
    5.0
    1巻2,420円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「なんだこれは!」 岡本太郎の「作品」と「ことば」をモチーフに制作された特撮作品、タローマン。そのシュールででたらめなありようは見るものを魅了し、超感覚的に岡本太郎の世界へと誘った。 そんなタローマンのすべてがわかる『タローマン・クロニクル』が登場。本編全30話のあらすじを振り返るストーリーガイドのほか、タローマンと地球防衛軍メンバーの設定や、奇獣図鑑を大紹介。さらには、タローマンがどのようにして生まれたかがわかる発掘資料に、制作スタッフやタローマンファンへのインタビュー、様々なグッズや展開までタローマンの歴史を網羅したファン必携、永久保存版の1冊。

ユーザーレビュー

  • ネガティブクリエイティブ つまらない人間こそおもしろいを生みだせる

    Posted by ブクログ

    ポジティブとかネガティブとか、外向的とか内向的とか、そういうのはもう生まれ持った気質だと思っています。
    今の世の中では圧倒的に前者が良しとされる場面が多いですが、そのどちらかにNOを突きつけるのではなくて、「ネガティブ気質だって、できらぁ!」という姿勢が伝わってきて、なんだかとても励まされました。

    似たような気質なので、わかるわかる…と思ったら名門大学出身だし最大手企業だし、雲の上の人だった…とか、一瞬でも同じ土俵に上がろうとしてしまって烏滸がましいことをした…とか、ちょっとだけウジウジしました。

    それはそれとして。
    わたしもなにかを作ることを、考えることをやめずに走り続けたら、いつかこん

    0
    2024年10月11日
  • タローマン・クロニクル

    Posted by ブクログ

    「でたらめをやってごらん。」
    岡本太郎のこの言葉を、おとなが本気で実行するとこんな本が出来上がる。
    読んだ勢いでタローマンかるたも買ってしまった。

    0
    2023年09月11日
  • タローマン・クロニクル

    Posted by ブクログ

    べらぼうででたらめな一冊。サンタワーやガ・ダーンを含む各種設定や制作時のエピソード、NHK未放送話の解説などが多々掲載されており、令和に初めてタローマンに触れた身としてはほぞを噛むほかない。72年の本放送や80年代の再放送を見られた人がなんとも羨ましい限り。個人的に推したいタローマン・タイムとタローマン・サッドの登場シーンだけでも、どこかの家の押し入れに映像が残っていないだろうか。さらなる発見が待ち望まれるばかりである。

    0
    2023年07月02日
  • ネガティブクリエイティブ つまらない人間こそおもしろいを生みだせる

    Posted by ブクログ

    最近の本は、ポジティブシンキングのものばかりで逆のものを読んでみようと思い読みはました。

    タローマンを岡本太郎展で見たことあり、この人が、作ったんだって思いました。
    恥ずかしがりながら、勝手に岡本太郎が作ってたと、思い込んでいました…

    内容は、作者が作品制作に関して考えていることを4、5ページに短くまとめられていて読みやすかったです。

    読んでいて共感したのは、最近のCMとか映像作品は面白さ(遊び)が減ったんだなぁというところ。

    コンプラ、働き方改革などの環境変化がモノづくりをする人には厳しくしてるようなきがします。

    話のなかでは、自分の芯を分かりやすく伝えてくれていて、枝葉で誤魔化す

    0
    2025年03月22日
  • ネガティブクリエイティブ つまらない人間こそおもしろいを生みだせる

    Posted by ブクログ

    会社の上司に勧められた。ポジティブ至上主義のようなこの社会で、自分の生き方や考え方を少し認めてもらった気がした。人に悪影響は与えない程度に、自分のネガティブをポジティブに付き合っていきたい。

    0
    2024年10月09日

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