五十嵐惠邦の作品一覧 「五十嵐惠邦」の「敗戦と戦後のあいだで ──遅れて帰りし者たち」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 敗戦と戦後のあいだで ──遅れて帰りし者たち 4.0 社会・政治 / 社会学 1巻1,705円 (税込) 敗戦後、歴史的力により戦地から本国への帰還が遅れてしまった人びとがいる。復興から経済発展へのパラダイムが形成されつつあるなか、拭いがたい違和感や齟齬をかかえ、彼らは戦後という時間をいかに生きたのか。五味川純平、石原吉郎、横井庄一、小野田寛郎、中村輝夫……。本書は複数の周縁的・両義的存在の歩みを丹念に読み解き、もうひとつの歴史を描きだす試みである。戦後日本社会を構成する条件とは何か、いま一度根本から問う。 試し読み フォロー 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> 五十嵐惠邦の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 敗戦と戦後のあいだで ──遅れて帰りし者たち 社会・政治 / 社会学 4.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ 戦争からの遅れた帰還者たちの足跡を通じ戦後を照影する。引き揚げ、抑留、残置兵……予想以上におもしろく読んだ。エピソードのなかでは石原吉郎(シベリア抑留者、詩人)へのシンパシィあふれる筆致と、それとは対照的な小野田寛郎(ルパング島敗残兵)に対する冷徹な記述とのコントラストがとりわけ印象に残る。 0 2013年01月21日