作品一覧

  • 東京藝大で教わるはじめての美学
    4.7
    1巻1,782円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 絵の見方が変わる!東京藝大の授業から生まれた型破りな美学の入門書。絵を見るとはどういうことなのか? 絵を見る人は何を見ているのか?その人の中では何が起こっているのか?――美や芸術についての哲学的な問いを扱う学問が美学です。本書は、東京藝術大学ではじめて美学に触れる学生を対象とした授業のうち、20世紀フランスの思想家を取り上げた回を選び、その絵画論をわかりやすい図解と実際の芸術作品を使って紹介します。「絵を見ること」の意味をじっくり考え、絵画の見方が変わる一冊。
  • メルロ=ポンティの美学 芸術と同時性
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    1巻4,180円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 絵画を見ること/知覚すること――。現象学の発展に寄与したフランスの哲学者モーリス・メルロ=ポンティは美学・芸術論も残しているが、「見ること」や芸術を通じて何を思索し、それは彼の哲学でどのような意味をもつのか。 メルロ=ポンティの美術論・芸術論を導きの糸に、「奥行き」や「同時性」という概念に着目して『行動の構造』『知覚の現象学』『見えるものと見えないもの』などのテクストを緻密に読み解き、2つの概念の絡み合いを彼の思想に位置づけ直す。 哲学に限らず美学や芸術の領域にも越境し、のちにジョルジュ・ディディ=ユベルマンの美術論にも影響を与えたメルロ=ポンティの美学の深奥とポテンシャルを指し示す。

ユーザーレビュー

  • 東京藝大で教わるはじめての美学

    Posted by ブクログ

    絵画の見方について、主にフランスの美学者、哲学者の解釈を通して紹介した一冊。
    「はじめての」と銘打ってはいるが、難解ではあるので熟読&繰り返し読まないといけない系ですが、初見でもなるほどと思うところは結構あるので、読み込んでいきたくなってくる。
    でも紹介している哲学者たちの解釈が、正しいということではなく、それぞれの解釈なので、イマイチピンと来ない点もあるので、これをきっかけに自分なりの視点を養っていけばいいのだと思う。

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    2025年05月06日
  • 東京藝大で教わるはじめての美学

    Posted by ブクログ

    「はじめての」美学か?! と感じるほど、読み応えがあった。西洋美術および西洋哲学を下敷きに解説されているので、アジアやイスラーム世界、アフリカで敷衍できるものか? と素朴に気になったが、さらに詳しく知りたくなる良い本だった。

    0
    2024年04月07日
  • 東京藝大で教わるはじめての美学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    フランス美学史の変遷をたどりながら「美とはなにか?」を問い続ける名著。

    アラン、サルトル、メルロ=ポンティ、デュフレンヌ、マルディネ、アンリといった思想家の紹介なのだけど、こういったところにアランやサルトルが入ってくるのは意外だった…。アランとか結構好きなんだけど、美学としても有名なんだなー。

    自分の美学思想的にはメルロ=ポンティが近いのかな。
    画家は自らの思い(テーマとか世界への認識とか感情とか)を作品にして生み出さなくてはならない。作品に込めた思いを受け取ることが出来るモノこそ名画と呼ばれる。
    うん、メルロ=ポンティあたりは今度別の解説書も買ってみよう。

    逆にデュフレンヌは全然分から

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    2024年05月26日

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