ウジェーヌ・ヴィルの作品一覧

「ウジェーヌ・ヴィル」の「禁じられた館」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 禁じられた館
    3.6
    1巻1,210円 (税込)
    「ストレートで高純度の本格ミステリ。 よくぞ掘り出してくれました。 1930年代のフランスでこんな不可能犯罪ものが書かれていたとは、 ヴィンテージミステリの世界はまだまだ底が知れませんね。」 ――有栖川有栖(作家) 天外消失の謎に名探偵が挑む! フランス産探偵小説の傑作、遂に発掘! 飲食産業で成功を収めた富豪のヴェルディ ナージュが、マルシュノワール館に引っ越 してくる。これまでの所有者には常に災い がつきまとってきた曰く付きの館だ。再三 舞い込む「この館から出ていけ」との脅迫 状。果たして雨の夜、謎の男の来訪を受け た直後、館の主は変わり果てた姿で発見さ れる。どこにも逃げ道のない館から忽然と 姿を消した訪問者。捜査が難航するなか、 探偵トム・モロウが登場し……『黄色い部 屋の謎』以降の歴史的空白を埋めるフラン ス産不可能犯罪小説の傑作、ついに発掘!

ユーザーレビュー

  • 禁じられた館

    Posted by ブクログ

    ひさしぶりに「誰が犯人なんだろう?」
    と楽しみながら読めました!
    解説の「未紹介の傑作」という名前がピッタリなフランス古典ミステリ
    ただし捜査関係者の登場人物が多すぎてこんがらがる
    (カタカナ多いし)
    根底には差別意識があるとしても
    富豪が定番の嫌なやつじゃなくて
    素朴なとてもいい人なのよ

    0
    2025年11月19日
  • 禁じられた館

    Posted by ブクログ

    飲食産業で成功を収めた富豪のヴェルディナージュが、マルシュノワール館に引っ越してくる。これまでの所有者には常に災いがつきまとってきた曰く付きの館だ。
    再三舞い込む「この館から出ていけ」との脅迫状。
    果たして雨の夜、謎の男の来訪を受けた直後、館の主は変わり果てた姿で発見される。
    どこにも逃げ道のない館から忽然と姿を消した訪問者。捜査が難航するなか、探偵トム・モロウが登場し…。
    フランスミステリーといえばツイスト博士シリーズのポール・アルテがすぐに思い浮かびますが、それよりも50年も前に書かれた本作は、なかなかどうして面白かった!次作も早く翻訳されないかなぁ。

    0
    2024年01月09日
  • 禁じられた館

    Posted by ブクログ

    いやいや凄い。1930年頃の作品。古典ミステリー
    らしく全てが仰々しく始まる。一転面白くなるのは素人探偵が出てきてから。ポアロと似ているが、どちらが先なのかな。前半退屈したが、後半は凄く面白かった。

    0
    2023年12月27日
  • 禁じられた館

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    このミスで紹介されていて気になり、購入。
    探偵役、結局その人?という驚きが大きかった。
    だれが謎を解くのか後半まで明かされずというのは新鮮。私立探偵が一枚噛んだのは結局ビジネスだったということなのでしょうか。
    巻末より 埋もれている古典名作を見つけようとする、訳者の方の情熱と楽しそうな様子がとても素敵でした。これからの名作発掘も応援しています!

    0
    2023年12月18日
  • 禁じられた館

    Posted by ブクログ

    引越してくると「この館から出ていけ」と脅迫状が届き… 純度満点の古典本格ミステリー #禁じられた館

    ■あらすじ
    事業で成功を収めている富豪が、立派な館に引越しを決める。ただし、かつての所有者が不幸になってしまったという怪しげな館であった。
    そんな彼のもとに「この館から出ていけ」との脅迫状が届くのであった。

    ■きっと読みたくなるレビュー
    久しぶりに古典ミステリーを読ませていただきました。
    まさに本格ミステリーで、脅迫状、怪しいキャラクターや個々の思惑、不可能犯罪の発生、探偵による様々な解法の提示、そして衝撃的な真相…

    1930年代のミステリーですって。いやー素晴らしい。
    まだまだ古典は読み

    0
    2023年03月21日

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