大前仁の作品一覧
「大前仁」の「ウクライナ侵攻までの3000日 モスクワ特派員が見たロシア」「輪行で行こう!自転車と一緒にもっと遠くへ旅する」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「大前仁」の「ウクライナ侵攻までの3000日 モスクワ特派員が見たロシア」「輪行で行こう!自転車と一緒にもっと遠くへ旅する」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
もっと早く読んでおけばよかった…と思った本。
ロシアウクライナ戦争に関するニュースの見方がガラリと変わっていたと思う。
ウクライナが(少なくとも全面侵攻前まで)一枚岩ではなく、地域によってロシアに対する市民感情が全く異なっていたことは衝撃だった。
特にドネツクやルガンスクなど東方地域では、ロシア(親露武装勢力)との紛争が続いていたにもかかわらず、生活費を支給されているという理由でロシア支持の国民が多かった、という話は印象に残った。
ただ、結局彼らも開戦後にロシア非支持に鞍替えしていることを考えると、ウクライナ東部のように生活が不安定な地域では、国民は通常生活を維持することに必死で、開戦した時に
Posted by ブクログ
2022年2月にロシアによる突然のウクライナへの侵攻ではじまり、現在も終わりの見えないロシア・ウクライナ戦争。しかし、戦争はすでに3000日前から始まっていた。それは2014年、ロシアがクリミア半島を強制併合したとき。クリミア半島を足がかりにロシアはウクライナ領土をじわじわと占拠していたのだ。事実上、両国は戦争状態に突入していた。
著者は2019年からクリミア地方を中心とした現地取材を重ね、隣国ロシアからのプレッシャーを受け続けるウクライナ国民の苦悩と分断をレポートする。
ソ連崩壊によりあれよあれよと独立してしまったウクライナは国家も国民も成熟することなく、プーチンのロシアやEU、アメリカ