作品一覧

  • 独占告白 渡辺恒雄 平成編―日本への遺言―

    独占告白 渡辺恒雄 平成編―日本への遺言―

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻2,090円 (税込)
    1991年、読売新聞社のトップに上り詰めた渡辺は、前代未聞のスケールで日本社会に影響を与えていく。読売紙上での憲法改正試案の発表、「自自連立」「大連立」をめぐる政局への関与、球界再編での「たかが選手」発言……。権力の中枢における自身の行動とその真意を克明に語る。NHK番組に大幅加筆した書籍化第2弾!
  • 独占告白 渡辺恒雄―戦後政治はこうして作られた―

    独占告白 渡辺恒雄―戦後政治はこうして作られた―

    ビジネス・実用

    4.4
    1巻1,980円 (税込)
    1945年、19歳で学徒出陣により徴兵され、戦争と軍隊を嫌悪した渡辺。政治記者となって目にしたのは、嫉妬が渦巻き、カネが飛び交う永田町政治の現実だった――。「総理大臣禅譲密約書」の真相、日韓国交正常化交渉と沖縄返還の裏側、歴代総理大臣の素顔。戦後日本が生んだ稀代のリアリストが、縦横無尽に語り尽くす。

ユーザーレビュー

  • 独占告白 渡辺恒雄 平成編―日本への遺言―

    Posted by ブクログ

    巷では渡辺氏の横暴ぶりや舌禍ばかりがクローズアップされていましたが、今こうして改めて読み終えると、彼がいかに我が国を思い、政治に関わり動かすことに情熱を注いでいたのかが理解できます。あっぱれな人生でした。

    0
    2026年10月03日
  • 独占告白 渡辺恒雄―戦後政治はこうして作られた―

    Posted by ブクログ

    「たかが選手が」発言に代表されるように、読売新聞や巨人軍を意のままに操り、老害の代表のように見られているナベツネ。正直、悪いイメージしかなかったが、この本を読んで大きく印象が変わった。
    大野伴睦、田中角栄、河野一郎、中曽根康弘といった歴代の総理、実力者にことごとく認められ、ブレーンとして政治のど真ん中で自ら意思を持って政治や外交までを動かしたまさにフィクサー。その根底には、戦争を二度と繰り返さないという強い信念があり、誰よりも勉強し深い洞察に裏打ちされた思想家でありまさに巨魁。保守で右寄りと見られがちだが、政治指導者や軍人の戦争責任を厳しく追求し、総理の靖国参拝に反対するなどリベラルな側面を併せ持つリアリスト。

    ・大野伴睦を次期総理にすると言う密約を反故にし、総裁選で敵に回った岸信介。権力者の間では信義よりも有効なのは力である、というマキャベリズムを地でいく政治の世界の冷徹さ。
    ・日本の戦後史の流れを見たとき、イデオロギーや外交戦略といった政策は、必ずしも絶対的なものではなく、人間の権力闘争の中での、憎悪、嫉妬、そしてコンプレックスといったものの方が、大きく作用してきた。

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    2025年02月08日
  • 独占告白 渡辺恒雄―戦後政治はこうして作られた―

    Posted by ブクログ

    大物感がありながらプロ野球に関して問題発言した人と言うくらいしか知りませんでしたが、この本を読んで自分はどれだけ戦後の歴史を知らなかったのかを思い知らされました。

    戦後の政治家の多くは、思想的なイデオロギーだけでなく、自身の戦争体験に基づく自分自身の哲学をもっていましたが、戦争を経験した多くの日本人が持つある種の共通の価値観や共通基盤と言えるものだったと思います。
    渡辺氏が政治的にも強い発言力を持っていた背景には、渡辺氏と意気投合する政治家たちが、戦争を体験した多くの日本人の琴線に触れる何かを持っていたからと言う話には非常に納得です。

    また、子供のころはただのおじさんたちと思っていた政治家たちは、実際には本をよく読み、とても勉強していた事、またそれにも関わらず、結局は人間同士の権力闘争や憎悪や嫉妬やコンプレックスなどが、その時その時の政策に影響していたと言う話も興味深い内容でした。

    私の中にあった渡辺氏のイメージと本書の渡辺氏の活躍には著しい乖離がありましたが、それは私が渡辺氏とは何の共通の価値観を持たないからなのでは?と、この本を読んで思うようになりました。
    つまり渡辺氏を傑物と思う人は、やはり同じような価値観を持っていて、そう思わない人は別の価値観を持つのでそう思わないだけと言う。同じ人物でも、時代によっては傑物になるし、時代や価値観が変われば老害にもなりうると。

    人間の評価とは、何かモノサシのような絶対的な指標ではなく、その時代の要請や多くの人が持つ価値観などとの相対的な距離で決まるのでは?と、そんなことを思いました。

    0
    2024年11月17日
  • 独占告白 渡辺恒雄―戦後政治はこうして作られた―

    Posted by ブクログ

    有名だけれどもよく知らない人、ジャイアンツのオーナーで過去に凄い実績のある人くらいの認識だった。

    インタビューを元にしているので、多少は盛られていると想うが、NHKのインタビューを元にしており、ヨイショで終わる物ではない。

    印象的なのが、戦争を否定して、戦争の悲惨さを伝えることに尽力したとのこと。これまでの政界の大御所とのかかわり、戦後史もわかり参考になった。

    亡くなった祖父母が、外国の戦争ニュースを観ては、私が戦争のない時代に生まれて本当に良かったと言っていたことを思い出した。

    0
    2023年07月17日
  • 独占告白 渡辺恒雄―戦後政治はこうして作られた―

    Posted by ブクログ

    「読売のドン」の評伝。読み応えがありました。横暴かつ独裁的な存在と言われがちですが、戦争を体験した世代にしか語ることのできない数々の言葉に考えさせられることばかりでした。と同時にこれからの政治が何を基盤に動いてゆくのか、不安でしかありません。

    0
    2023年05月05日

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