独占告白 渡辺恒雄―戦後政治はこうして作られた―

独占告白 渡辺恒雄―戦後政治はこうして作られた―

1,980円 (税込)

9pt

1945年、19歳で学徒出陣により徴兵され、戦争と軍隊を嫌悪した渡辺。政治記者となって目にしたのは、嫉妬が渦巻き、カネが飛び交う永田町政治の現実だった――。「総理大臣禅譲密約書」の真相、日韓国交正常化交渉と沖縄返還の裏側、歴代総理大臣の素顔。戦後日本が生んだ稀代のリアリストが、縦横無尽に語り尽くす。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

独占告白 渡辺恒雄―戦後政治はこうして作られた― のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「たかが選手が」発言に代表されるように、読売新聞や巨人軍を意のままに操り、老害の代表のように見られているナベツネ。正直、悪いイメージしかなかったが、この本を読んで大きく印象が変わった。
    大野伴睦、田中角栄、河野一郎、中曽根康弘といった歴代の総理、実力者にことごとく認められ、ブレーンとして政治のど真ん

    0
    2025年02月08日

    Posted by ブクログ

    大物感がありながらプロ野球に関して問題発言した人と言うくらいしか知りませんでしたが、この本を読んで自分はどれだけ戦後の歴史を知らなかったのかを思い知らされました。

    戦後の政治家の多くは、思想的なイデオロギーだけでなく、自身の戦争体験に基づく自分自身の哲学をもっていましたが、戦争を経験した多くの日本

    0
    2024年11月17日

    Posted by ブクログ

    有名だけれどもよく知らない人、ジャイアンツのオーナーで過去に凄い実績のある人くらいの認識だった。

    インタビューを元にしているので、多少は盛られていると想うが、NHKのインタビューを元にしており、ヨイショで終わる物ではない。

    印象的なのが、戦争を否定して、戦争の悲惨さを伝えることに尽力したとのこと

    0
    2023年07月17日

    Posted by ブクログ

    戦争体験に基づく理念や現実主義的思考が、戦後日本社会の共通基盤となっていたことを認識するとともに、戦争を体験していない自分たち世代が、歴史から何を学ぶべきかを考えさせられた。

    0
    2023年02月02日

    Posted by ブクログ

    少し前に亡くなったニュースで、NHKのロングインタビューが書籍になっていると知り、読んでみた。プロ野球・巨人のオーナーとして、我儘に見える発言を繰り返す姿に、嫌な印象しかなかったが、どうも話が違うらしい。この本を読んでよかった。

    読売新聞の主筆として、自民党に近い保守で、右寄りの考えかと感じていた

    0
    2024年12月29日

    Posted by ブクログ

    これまで渡辺恒雄氏の事をメディアのドン程度のイメージしか持ち合わせていなかったので、この書のおかげで同氏への印象が一変した。今の時代には受け入れ難い存在であるものの、戦後政治においてはまさにフィクサーという言葉がよく似合う。

    0
    2024年12月29日

    Posted by ブクログ

    表紙と人物だけで、読まずに手に取った書籍。

    渡辺恒雄さんは、読売新聞の主筆。それと同時に、新聞記者の枠を超えるその時々の政治に深く関与した、保守系の大物である。

    その渡辺恒雄さんにインタビューを試み、原点である戦争体験、敗戦、そこから新聞記者と政治活動をしょいこみ、全力で駆け抜けた渡辺恒雄さんの

    0
    2023年11月26日

    Posted by ブクログ

    政治記者の枠を大きく超えて戦後の保守政治に深くかかわったナベツネのインタビューを軸に関係者の証言をまとめたNHK番組をもとにした一冊。読売新聞に取材OKを出させたNHKプロデューサーの仕事に感服。現在の政治に対する危機感や歴史の舞台裏を後世に残すべきと考えたナベツネを動かしたものと思う。

    0
    2023年06月02日

    Posted by ブクログ

    正直言って「読売のドン」の印象が先行して、横暴かつ独裁的な存在としか認識していませんでしたが、戦争を体験した世代にしか語ることのできない数々の言葉に考えさせられることばかりでした。と同時にこれからの政治が何を基盤に動いてゆくのか、不安になりました。

    0
    2023年05月05日

    Posted by ブクログ

    『ナベツネ』の名は、報道などでは恐怖や畏怖をもって使われることが多く、旧社会の象徴のような雰囲気をまとっている。しかしながら本書で直接、本人から発せられる信条は、戦争に対しては断固反対、先の戦争を全く評価していない。マスコミ人でありながらパブリックイメージは異なるものであることが衝撃。
    良し悪しも、

    0
    2023年07月01日

独占告白 渡辺恒雄―戦後政治はこうして作られた― の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 社会・政治

社会・政治 ランキング

安井浩一郎 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す