作品一覧

  • パブリックヘルス 市民が変える医療社会
    3.0
    1巻2,288円 (税込)
    無保険者がいる一方、市民・患者・医療者のそれぞれが医療制度を変えようと声を上げ、聴き関わろうとする人々がいるアメリカ。ボストンで生活しながら、保健医療を手掛かりに個人と社会との関わりについて考察する著者がみたアメリカの今と3.11後の日本社会。
  • 知って得する予防接種の話
    -
    予防接種は効かない、副作用がある、と子どもに予防接種を受けさせない親が増えている。いわゆる「ワクチン嫌い」の人々だ。インフルエンザの予防接種による副作用問題、日本脳炎予防接種による死亡事故など不安が多いのも事実だ。しかし、世界的に見て日本は「ワクチン後進国」と呼ばれるほど、ワクチン行政が進んでいない。 ポリオ生ワクチンから不活化ワクチンに切り替えられたことを契機に、二児の母で公衆衛生学の研究家である著者が、本書を執筆。日本の歴史や諸外国の実例を交え、日本人がなぜ予防接種に対し誤解を持つのかを探り、感染症予防のためにわれわれが何をすべきかをわかりやすく解説する。 小さな子どもを持つ親御さんにもぜひ読んでいただきたい書である。

ユーザーレビュー

  • パブリックヘルス 市民が変える医療社会

    Posted by ブクログ

    タイトルからして真面目に論じている本かと思えば、おそらく何かの媒体に連載されていたものをまとめたのだろう。時事的な話題と絡めたり著者のアメリカでの家族との生活の様子も綴られていたりしてわりと軽い気分で読めた。
    主題としては市民らの声が反映されたアメリカ社会の姿を紹介するというところだろうけど、確かにいろいろな場面で自ら声を挙げるアメリカ社会の様子が伝わってくる。それはいい方向に進むばかりでなく、時には市民の声が尊重され力をもつがあまり危うい方向に行ってしまう。オバマケア成立までの曲折を思うと、決して正論が最後に勝つというわけではなく、反対勢力もわれが正論張りに対峙してくるから、どこかで妥協や落

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    2025年07月31日

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