嘉山正太の作品一覧
「嘉山正太」の「マジカル・ラテンアメリカ・ツアー 妖精とワニと、移民にギャング(集英社インターナショナル)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「嘉山正太」の「マジカル・ラテンアメリカ・ツアー 妖精とワニと、移民にギャング(集英社インターナショナル)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
中米を旅し、メキシコに数年住んでいた身として、ラテンアメリカにはいい思い出が多い。スマホも自転車も盗まれたことがあるし、代わりに市場で買ったiPhoneも偽物だったのだが…。それらの経験があっても、沢山の温かい思い出で上書きされている。この本はどんな本かな、と楽しんで読んだ。
ワクワク楽しそうな表紙イラストとは裏腹に、著者はマスコミの立場で中南米のトピックをインタビューすることが多い立場上、困難な状況にある人々のエピソードも多く、彼らの言葉(文)は、その場に居合わせていない私でも引き込まれた。
中米が好きな人、行ったことがなくても関心を持っている人はぜひ読んでほしい。日本にいるだけでは想像しに
Posted by ブクログ
初の著書らしいので、まずは著者の嘉山氏について軽く触れておきたい。
日本の映像制作会社を退職後メキシコに移住。現地では撮影一切を取りしきる撮影コーディネーターとして、映像制作だけでなく脚本の執筆やイベントの通訳まで幅広くこなす。(日本からの撮影協力依頼をよく受けているようだ)
本書では、ロケで訪れた南米各地(ラテンアメリカ)の実情や彼自身の体験談を見たまんま、率直に書き記している。場面転換が急だったりして戸惑うことはあったが、「早く続きを知りたい」と思わせる巧妙な語り&シナリオの組み方だった。
「ラテンアメリカの悲しみと、人の力強い美しさが同時に存在していた」
悲喜交々の一冊であ