配信予定・最新刊

作品一覧

  • ソ連核開発全史

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻924円 (税込)
    第二次世界大戦後、大規模な軍拡競争を伴う東西冷戦下のソ連において推進された原子力政策は、人類史をどう変えたのか。最初期の放射線研究、史上最大の水爆実験から、世界初の原子力発電所稼働、東側同盟国への技術提供、原子力ビジネス、そして史上最悪のチェルノブイリ原発事故に至るまで。危険や困惑を深めながらも試行錯誤を重ね、科学者・技術者を総動員して推し進められた知られざる数々のプロジェクト。現代ロシアの基礎をなすその計画の全貌に迫る、はじめての通史。
  • 〈身〉の構造 身体論を超えて
    NEW

    小説・文芸

    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    前著『精神としての身体』で、心身二元論では我々が具体的に生きている身体のダイナミックスは捉えられないとした著者は、本書では、皮膚の内にとざされた身体という固定観念を取り払い、身体を超えた錯綜体としての〈身〉を追究。さらに、空間が均質化して「身体は宇宙を内蔵する」という身体と宇宙との幸福な入れ子構造が解体している今日、我々にとってどのようなコスモロジーが可能かを問う。

ユーザーレビュー

  • ソ連核開発全史

    Posted by ブクログ

    1986年チェルノブイリ原子力発電所
    ジャートロノフはトプトゥノーフの反対を押し切って、相当数の制御棒を上げさせた。
    公式記録に見られる死者は、事故時に相当量の放射線に被曝したトプトゥノーフ、アキーモフ含め原発職員等33名であるが、長期・広域にわたるその健康被害は計り知れない。

    世界的に著名な倫理学者バートランド・ラッセルはビキニで使われた爆弾に関する情報を得ると危機感を深め、アルバート・アインシュタインに協力を要請、ふたりの名を冠した「ラッセル=アインシュタイン宣言」を起草し、世界のひとびとに「人類」の立場からその滅亡につながる原水爆を拒否することを訴えた。1955年に発表
    された。アイン

    0
    2026年05月10日
  • ソ連核開発全史

    Posted by ブクログ

    地元広島大学にこのような研究をされている先生がいらっしゃったことを誇りに思う.長崎型のプルトニウム爆縮型の原爆を1949.8.29にソ連が実験成功.コンピュータの無い時代に膨大な計算を人海戦術で実施したアメリカの例を知っていたので、ソ連も似たようなことを実施していたことになる.当時の技術者はある程度情報交換をしていたのかもしれない.西側諸国が1954.9に、東側が1956.3にそれぞれ原子核の研究組織を立ち上げているのも、核の重要性を認識していた現れだと感じた.原子炉の技術の記述が詳細だ.黒鉛チャンネル炉、加圧水型軽水炉、沸騰水型軽水炉、高速中性子炉、核融合炉.どれも技術的欠陥があるものの、エ

    0
    2023年06月02日
  • 〈身〉の構造 身体論を超えて

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    生粋の身体論者の論考。
     長年にわたって論考を重ねてきた内容を、あますところなく、かつ本当に平易なことばで説明しています。身体論の哲学者と言えばメルロ・ポンティですが、メルロ・ポンティの著作も平易なことばでラジカルなことが書かれていますが、それに通じるものがあります。
     著者の主張では、日本語の「身」(み)がもっとも身体を現すことばとして適切だといいます。確かに、例えば「身構える」という言葉は、実際の肉体が身構える姿勢をとる時だけでなく、気持ちが警戒するといった時にも使います。そのような例がたくさん述べられており、精神と肉体の一致=「身」ということがよくわかります。
     フランスでは身という概念

    0
    2009年10月04日
  • 〈身〉の構造 身体論を超えて

    Posted by ブクログ



    講談社学術文庫
    市川浩 身の構造

    「身」という概念を用いて身体論を展開した本

    「身」という言葉の使われ方から 人間にとって 身体とは何かを論じており わかりやすい。「身体は宇宙を内蔵する」的な理論を一部批判


    「身」という概念から考えると、身体は 生命であったり、心であったり、われわれ人間であったりする。身体の存在する空間を物理的空間から社会的空間に拡げ、「身分け」という概念を用いて、錯綜体としての身体論を展開。心身二元論を批判


    身体論から考えると、人間は 産まれて(母との共生関係が分離して)から、統合と分節を続け、他者理解と自己中心を繰り返し、拡大しながら複雑に入り混じる錯綜体

    0
    2023年07月17日
  • 〈身〉の構造 身体論を超えて

    Posted by ブクログ

    深い深い洞察の世界、哲学ってすごいなと圧倒された。もはや変態っぽい 難解で全然読み解けなかったけど、書かれていることの原点の全てはとても身近なところにあるという印象。

    0
    2014年06月12日

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