作品一覧

  • 構築された仏教思想 龍樹 あるように見えても「空」という

    構築された仏教思想

    ビジネス・実用

    5.0
    1~11巻1,540~1,870円 (税込)
    ゴータマ・ブッダが説いた「縁起」の思想を、「空」という概念でもって再定義した龍樹(ナーガールジュナ)。 本書では、その生涯や主要著作を紹介するとともに、龍樹がブッダの教えを正しく継承しながら、「菩薩」として衆生の救済のために独自の論理と法――「中道」と「空」を提唱したことを詳述する。 龍樹の思想的独創性が掴める一冊。

ユーザーレビュー

  • 構築された仏教思想 法蔵 「一即一切」という法界縁起

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「彼の教学は智儼の持っていた柔軟性を失い、さまざまに亀裂の入った教学になってしまった・・・」 法蔵を異端としてとらえ、批判的な観点から解説している。言い過ぎと思うところもあるが、新しい気づきをもらった。

    ◆学んだこと
    ○法蔵のよくないところって?
    人のことを気にする弱さ・・・唯識や禅へのライバル心 →フフフ
    無窮を認めたこと・・・論理的な破綻 →アハハ
    実践性が薄い・・・禅を無視したせいか、信の域を出ていない →???

    法蔵は菩薩行を前提にして説いていると思う。
    また、禅だけでは行にならないのでは?

    ○重々無碍の説明スキーム?
    十玄縁起無礙法の流れ
    異体門相即・相入→同体門相即・相入→重々無碍

    異体・同体とも重々無碍と考えるのか?
    同体と見るから重々無碍なのか?
    分別→無分別→重々無碍

    後得智ならば逆に見る?
    重々無碍→同体門相即・相入→異体門相即・相入

    同体は不待縁だから、「縁起因門六義法」の以下。
    1.空・有力・不待縁
    4.有・有力・不待縁 例)籾種に一切が含まれる

    次に異体は待縁だから、以下。
    2.空・有力・待縁
    3.空・無力・待縁
    5.有・有力・待縁
    6.有・無力・待縁

    ○法蔵のいう「智」とは?
    不可説の果分に対して、縁起因分を語ることのできる智慧 (P106)

    異体門相即の中で用例が多い。
    智+法界縁起=縁成の世界(相互関係)

    以下、参考。
    『華厳経』の註釈である『華厳経探玄記』を書いた賢首(げんじゅ)大師法蔵(643年 - 712年)によれば、智を第十度、慧を第六度にあてて、この中の「智」は因果、順逆、染浄などの差別を決断する作用であるといって「智」を決断作用とし、「慧」は諸法の仮実、体性の有無などを照達することであるとして、それを疑心を断じ、しかも事物そのものを体験的に知ることであるとしている。 (Wikipedia 般若)

    なるほど。

    0
    2011年08月13日

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