作品一覧

  • マキアヴェッリの独創性 他三篇

    マキアヴェッリの独創性 他三篇

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻990円 (税込)
    人間の求める価値は多様であり,相容れることのない複数の価値が並び立つ状況を受け入れるべきである――.二〇世紀の悲劇を経験したバーリンが生涯をかけて擁護しようとした多元主義.マキアヴェッリ,ヴィーコ,モンテスキューを独自に読み直すことによって,その思想的起源をさぐった作品群を編む.円熟期の「理想の追求」も収録.

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  • 政治学 第2版

    政治学 第2版

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻2,420円 (税込)
    政治学のエッセンスが学べる好評テキストの改訂版。最新の政治状況をふまえて全面改訂。民主政治のしくみと基本的な考え方を明快に解説する。選挙制度、議会と政党、戦後の国際政治とグローバル化など、日本と世界の今がわかるテーマをカバー。学生、社会人必携の一冊。 【編者からのメッセージ】 本書を通読した読者が、あたかも高い塔から見渡すように、現代政治に対する明快な見通しを得ることができるような、小さいながらも完結した一冊を目指したつもりである。それゆえ本書は、大学1年生、政治学を必ずしも専門としない学部生・大学院生、また、社会に出て経験を積んだ後にあらためて政治の仕組みを勉強し直したいという大人の読者に、ぜひ読んでいただきたい。少し背伸びしたい高校生にも手に取っていただければ嬉しい。
  • 平和の追求 18世紀フランスのコスモポリタニズム

    平和の追求

    ビジネス・実用

    -
    1巻6,380円 (税込)
    戦争の時代に生み出された コスモポリタニズム(世界市民主義)の秩序構想 戦争が絶えない18世紀のフランス、そしてヨーロッパ。平和を求め続けた人々の世界秩序構想とはいかなるものだったのか。啓蒙の時代に生み出されたコスモポリタニズム(世界市民主義)の多様な相貌を明らかにし、その意義を捉え直す。争いのない世界をめざす、思想的格闘の軌跡。 【主要目次】 序論 第一章 祖国への愛と人類への愛 第二章 世界市民の肖像――ル・ブランとフジュレ・ド・モンブロン 第三章 平和のための制度 第四章 商業平和論の展開 第五章 ジャン=ジャック・ルソーにおける戦争と平和 終章 カントの平和論――一八世紀フランスのコスモポリタニズムのプリズムを通して 結論

ユーザーレビュー

  • 政治学 第2版

    Posted by ブクログ

    「本書を通読した読者が、あたかも高い塔から見渡すように、現代政治に対する見通しを得ることが出来るような、小さいながらも完結した一冊を目指したつもりである」とのはしがきの通り、政治の初心者が理解できるように非常にわかりやすく書かれており、政治学の全体像を俯瞰することが出来る。
    政治を一から勉強したいと思った際には、この本から入り、全体像を理解したうえで、もう少し詳しい本を読んでいくと良いのではないかと思った。
    個人的には、最終ページの最後の記述がとても印象に残った。
    「民主主義にとっての永遠の課題とは何か。ここの市民の価値観の多様性や社会の多元性を認めつつ、それが個々人を敵対と無関心の中に放置し、社会の致命的な分断を招いてしまう事態をいかにして回避するか。公共的意思決定の単位としての政治社会の統合を進めつつ、それが全体主義のような強制的同質化に転化する危険を以下に阻止するか。民主政治の可能性と未来は、こうした、一見すると矛盾する諸課題に対し、地道は試行錯誤をっ繰り返すことによってはじめて開かれていくのである。」

    0
    2025年09月24日
  • マキアヴェッリの独創性 他三篇

    Posted by ブクログ

     本書に収録されている『理想の追求』は、著者バーリンの思想的歩みが自身の口から語られている。著作を通して出会ってきた哲学者や思想家からバーリンが如何なるものを汲み取ってきたかが率直に論じられる。
     バーリンの取る相対主義の立場と多元主義の違いが分かりやすく説かれているのが、特に印象的だった。

     表題作のマキアヴェッリのほか、ヴィーコ、モンテスキューが論じられている。

    ・マキアヴェッリについて
     マキアヴェッリは特殊道徳的価値と特殊政治的価値とを区別したのではない。彼が区別したのは、二つの非両立的な生活の理想、二つの道徳の区別である(39頁)。
    一方の道徳は異教世界のそれであって、勇気、精神力、…正義、自らの正当な要求の主張、要求の充足に必要な知識と力に価値を置いている。他方はキリスト教の道徳で、慈悲、あわれみ、…彼岸での生活への信念、個人の魂への救いへの信仰である。

    ・ヴィーコについて
     世界ー自然ーは、それを作った神のみがそれを完全に知ることができる。人間が完全に理解できるのは自らが作った芸術品、政治制度、法制度、ルールが決められている全ての学問、そして人類史である。(158-160頁)

    ・モンテスキューについて
     モンテスキューの用心深い経験主義、法律を普遍的に適用することへの不信、人間の能力の限界に対する鋭い感覚といったものが、「恐るべき単純化をするひとびと」に対して敢然と立ち向かっていく(253頁)。彼らは知的に明晰であり、道徳的に心が純潔であるからこそ、巨大な抽象の名において、人類を幾度となく犠牲に供してきた。
      

     ヴィーコとモンテスキューの著作は何冊も積ん読状態。バーリンの読みに導かれながら、何とか読破したい。

    0
    2022年10月04日

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