ユーザーレビュー あの人たちが本を焼いた日 ジーン・リース短篇集 ジーン・リース / 西崎憲 / 安藤しを / 磯田沙円子 / 樫尾千穂 / 加藤靖 / 小平慧 / 笹原桃子 / 沢山英理子 / 獅子麻衣子 鈴木いづみを思わせる感じ。強そうで脆い、メチャクチャなのに彼女の中には切実で変えられないものがある、それが文章から伝わってくる。女嫌いなのに女に注目する感じも似ている。 鈴木いづみは空虚な時代に生まれたと感じていたけどジーンさんは激動の時代と激動の人生を生きた。鈴木いづみはジーン・リースを読んだのだ...続きを読むろうか?読んでいたら自分のことのように感じたのではないか。 危うげで、強かで、嘆いてるけど笑ってる。 周りを見るときの目が似ているのかな。 Posted by ブクログ あの人たちが本を焼いた日 ジーン・リース短篇集 ジーン・リース / 西崎憲 / 安藤しを / 磯田沙円子 / 樫尾千穂 / 加藤靖 / 小平慧 / 笹原桃子 / 沢山英理子 / 獅子麻衣子 そう言えばジーン・リースって短篇を読んだことなかったなあと思っていたら、それもそのはず、本邦初だそう。 結構無頼だなと思うんだけれど、時々クスッと笑ってしまうユーモアもあるんだよ。 Posted by ブクログ あの人たちが本を焼いた日 ジーン・リース短篇集 ジーン・リース / 西崎憲 / 安藤しを / 磯田沙円子 / 樫尾千穂 / 加藤靖 / 小平慧 / 笹原桃子 / 沢山英理子 / 獅子麻衣子 60冊目『あの人たちが本を焼いた日 ジーン・リース短篇集』 (ジーン・リース 著、西崎憲 編、安藤しを他 訳、2022年7月、亜紀書房) 1950〜70年代にかけて活躍した晩成の女流作家、ジーン・リース。 短篇の内容はいずれも世間に疎外された女性を扱ったものである。 時代設定が分かりづらく、...続きを読むまた掴みどころのない抽象的な作品も多いので、彼女の生涯を調べた上で読み進めていかないと理解が追いつかないかも知れない。 「わたしはほんとうにはどこにも属していないし、属すためのやりかたを買うお金もない。」 Posted by ブクログ 笹原桃子のレビューをもっと見る