作品一覧

  • 不親切教師はかく語りき 主体性を伸ばすための47の対話
    -
    1巻1,760円 (税込)
    子どもの力を信じ、必要以上に介入しない勇気をもつ。 賛否両論。教育界を揺るがしたベストセラー 待望の〈対話編〉 よけいな親切をしないことこそが、子どもたちを主体的にし、自らの力を発揮できる環境をつくる真の親切であり、本当の愛情である――そう語った〔不親切教師〕に寄せられた疑問・質問・意見・批判。それらの問いに丁寧に答えつつ語る具体的で実践的な教育理念。 【目次】 第一章 無理解に気付く 1. 親切教師は「熱心な無理解者」 2.「先生の話は聞くもの」か 3.「みんななかよく」できない前提がある ほか 第二章 バランスをとる 1.「みんなでドッジボール」という人権感覚の鈍さ 2. 礼儀は人間関係の潤滑油 3.「揃える」から「スタンダード」へ ほか 第三章 「そこじゃない」 1.「きちんと」を求めすぎていないか 2.「夏休みのしおり」による管理 3. 正解は「どちらか一方」か ほか 第四章 不親切教師的「切り返しの技術」習得のススメ 1. 親切が学びの妨げになる 2. 不親切が引き出す子どもの優しさ 3.「同じこと」の中でこそ育まれる個性 ほか 第五章 心配を手放す 1.「教科書を終わらせる」は目的じゃない 2. 枠の中での自由 3. ドリルを丁寧に見るよりこまめな小テストで ほか 【著者】 松尾英明 千葉県公立小学校教諭。 「クラス会議」を中心とした自治的学級づくりを実践し、子どもたち自身が学級運営に主体的に関わる環境を育むことに力を注いでいる。千葉大学教育学部附属小学校特活部にてその手法を研究し、教育心理学を専攻しながら、チーム担任制や教科担任制の在り方について千葉大学大学院教育学研究科で学びを深めた。 現場での豊富な実践経験をもとに、単行本や雑誌の執筆をはじめ、全国各地で教員や保護者を対象としたセミナー・研修会の講師として活動。 日本学級経営学会所属。学級づくり修養会HOPE 主宰。
  • 学級経営がラクになる! 聞き上手なクラスのつくり方
    -
    1巻2,145円 (税込)
    ◆もう「静かに!」と言わなくてOK! 子どもが自ら集中する、目からウロコの指導法!◆ ◎クラスが騒がしいときこそ「小声で」話す ◎「全員」ではなくまずは「聞いてくれる子」に向けて話す ◎「先生の話は、聞いていないことがあってもいいです」 「クラスがいつもざわざわして落ち着かない」 「静かに!と声を張り上げてばかり」 思い描いたように学級経営がうまくいかず、 ついイライラしたり、焦ったりしていませんか? 子どもに「話を聞いてほしい」と願うばかりに怒ってしまう。 このような指導では、仮にクラスが静かになったとしても、 子どもが萎縮してしまい、自主性は育ちません。 一方で、臨機応変に、自発的に聞くことができるクラスでは、 人前で発表できなかった子ができるようになったり、 友だち同士で困っていることを助け合うようになったり……と 子どもの力がどんどん発揮されます。 自立心旺盛で、思いやりあふれるクラスを育てるには、 まず、先生の口ぐせを変えましょう! 本書では、学校生活の中で対応に困る場面で 具体的にどのような言葉かけや指導をしていけばいいのか伝授します。 今日からクラスが、「先生・友だちの話を聞くのが大好き」な子であふれます!

    試し読み

    フォロー
  • 不親切教師のススメ
    4.3
    1巻1,584円 (税込)
    放課後がんばってドリルに○つけ→子どもの力にはなれません! 仕事を精選し子どもの自主性を伸ばそう 「きめ細かな」「個に応じた」指導が重視される学校、そして先生たち。が、度を過ぎて「親切すぎる」「丁寧すぎる」対応や習慣が多いとは思いませんか。それにより先生方もたいへんな思いをしていますが、実は、これが子どもや保護者を苦しめる原因となっているのでは……という問題提起とともに、「そもそも教師がやたらと"親切"なのはなぜなのか」の考察、教師があえて"不親切"になることで子どもたちを主体的に伸ばすことができるのだという大胆な提案まで、新進気鋭の現場教師である著者が超具体的な例を通して書き下ろしました。 【目次】 一、「楽しい授業」をやめる ――親切・丁寧・サービス満点をやめて、学力向上 サービス満点の「楽しい授業」を捨てる ほか 二、習字の掲示をやめる ――教室環境をこねくりまわさない 教師が作る美しく整った教室掲示 ほか 三、「してあげる」をしない ――担任がすべてを請け負わない 名前シール貼りの親切 ほか 四、「揃える」をやめる ――時代おくれの根性論排除 真夏も真冬も体操服は同じ ほか 五、「きちんと座りましょう」のナンセンス ――個性や発達の違いを理解する 「座りなさい」より「歩いてもいいんだよ」ほか 六、かわいい子には…… ――「危ないからやらせない」が将来一番危ない 子どもの危険対処能力 ほか 七、子どもの家庭を覗かない ――それこそ余計なお世話であると知る 家庭にも不親切教育をすすめよう ほか 【著者】 松尾 英明 公立小学校教員。 「自治的学級づくり」を中心テーマに千葉大学教育学部附属小学校等を経て研究し、現職。 単行本や雑誌の執筆の他、全国で教員や保護者に向けたセミナーや研修会講師、講話等を行っている。 学級づくり修養会「HOPE」主宰。 著作の他、メルマガ「二十代で身に付けたい!教育観と仕事術」は「2014まぐまぐ大賞」教育部門大賞受賞。2021年まで部門連続受賞。ブログ「教師の寺子屋」を主催し、『プレジデントオンライン』『みんなの教育技術』『こどもまなびラボ』等でも執筆している。

ユーザーレビュー

  • 不親切教師のススメ

    Posted by ブクログ

    子ども自身が育つために、あえて過剰な手出しをしない方法の例。
    習字の掲示、ドッジボール全員参加などは酷なものだと自分も思い、していなかった。
    それが子どもにとってよい空間をつくる一助になっていたのかもしれないと思う。今後も、「チャレンジしてみて自分を知る」ことができる子どもを育てたい。

    0
    2024年03月03日
  • 不親切教師のススメ

    Posted by ブクログ

    とても納得感があった。

    ・ドリルの丸つけをしない
    ・寄り添いすぎない
    ・読めない漢字もばんばん板書
    ・学習を我慢させない
    ・漢字練習も自由な選択と結果の自己責任の一環
    ・できる以外の目標を(バレーボールではなく、ルールから考えさせ、運動をみんなで楽しむ経験)
    ・教室掲示も物の配置も子供に任せる
    ・自分で選んだ字で個の掲示にする
    ・机の配置はグループ型(教師がやってはいけないと言うほど、その行動が強化される。いつでもやってもいいと言うと、必要な時以外はあまりやらなくなる)
    ・名前シール貼りしない
    ・休み時間を削って授業は迷惑
    ・ドッジボール×→人に思い切りボールをぶつけていいゲーム
    ・ひとりぼ

    0
    2022年12月21日
  • 不親切教師のススメ

    Posted by ブクログ

    不親切とサポートのバランス感。慣習的にやってるものに対して、何のためにを問う姿勢。そして、それが本当に子どもたちのためになっているのか。読んでみて、すべてが正解とは思わないが、こういうきっかけを機に、考えることがスタートになると思う。

    0
    2024年12月16日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!