作品一覧

  • 効率重視の教養は本物か
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●文字リテラシーを守るために何ができるか 武田 徹 ●〔鼎談〕ファストな社会の歩き方 倍速視聴から誇示的消費まで 稲田豊史×レジー×佐々木チワワ ●真に面白いものは本とヒューマニティから生まれる 落合陽一 ●新自由主義の行き着く先で 加速する社会に抗うために 木澤佐登志 ●強制的なつながりが縮小する時代 最適化・リスク回避を目指す人間関係の行く末 石田光規 ●音楽の聴き方に見る時間のリベラリズム 鮎川ぱて ●流行りのビジネス書と「論破」ブームが生み出す不毛地帯 面白い知的作業のために何ができるか 堀元 見
  • 東京大学「ボーカロイド音楽論」講義
    4.3
    1巻2,400円 (税込)
    2016年から東京大学で開講されている人気講義「ボーカロイド音楽論」。 毎年初回の授業は数百人が受講、オンラインでは千人を超える視聴者が聴講することも。 初音ミクでスタートした講義はフロイトやラカン、ソシュール、いったいどこまで広がっていくのか……。 2020年代の「教養」のすべてがこの一冊にある。 プロローグ 第1部 アンチ・セクシュアルの時代 1章 ハチ=米津玄師論  2章 近代的主体と「裏表ラバーズ」 ~wowaka論~ 3章 厨二病はなぜ中2で発症するのか? ~初音ミク小論~  4章 人のセックスを笑うな ~DECO*27小論~  5章 成熟と喪失 ~みきとP小論~  6章 融ける世界とフロイト ~kemu小論& はるまきごはん小論~ 第2部 2020年代のジェンダー/セクシュアリティ論 7章 2020年代のジェンダー/セクシュアリティ論入門 ~flower小論~  8章 (言語という)かなしみのなみにおぼれる~あるいは「Neruによるラカン」~  9章 「東京テディベア」論 ~あなたの身体は誰のものか~  10章 サブカルチャーと書いてフェミニズムと読む  第3部 あらかじめ思い出だったすべての声のために 11章 身体のディスコミュニケーション ~表象文化論入門~  12章 声の肌理という神話(を引き剥がす) ~現代押韻論~  13章 残響論 ~Orangestar小論~ 14章 音楽と涙の区別がつかない ~録音音楽と時間~ 15章 ポケットが虹でいっぱい ~ぽわぽわP論・前編~ 最終章 Human ~ぽわぽわP論・後編&ボーカロイド音楽論~  エピローグ

ユーザーレビュー

  • 東京大学「ボーカロイド音楽論」講義

    Posted by ブクログ

    カラオケや2次系で受動喫煙してたボカロをちゃんと知りたくて、ニコ動を再生しながら。
    カルチュラル・スタディーズな感じだったので分かりやすくて面白かった。ボカロのPVに注目したことがなかったので、ちゃんと見なきゃな。

    紹介されてる中で全く知らないPさんはいなかったし、知ってる曲も結構多かった。流石に世代ど真ん中だけある。でも、ボカロ曲を噛み締めたことがなかったのでとても新鮮。人生で1番ボカロを聴いた3日間になりました。マイリス作ったのでこれかもちょくちょく聴く。

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    2025年04月30日
  • 東京大学「ボーカロイド音楽論」講義

    Posted by ブクログ

    ジェンダー学に関連した話が多くて面白かった。ソシュールの理論だったり、Miles DavisのSo whatが例としてあげられたりしてるのが、自分の興味分野に被っていて楽しかったです。

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    2025年09月09日
  • 東京大学「ボーカロイド音楽論」講義

    Posted by ブクログ

    ●2025年5月8日、吉祥寺・外口書店にあった。
    1,400円。

    ●2025年5月9日、息抜きにグラビティの読書の星みてたら、トピック「何度も読み返す本ありますか」という質問にこの本をあげてる人がいた。5/4の投稿。

    「君は月夜に光り輝く
    東京大学「ボーカロイド音楽論」講義
    さみしい夜にはペンを持て

    好きな本達です(傘)」

    → まさかの昨日の今日で書いてる人を見つけるとは。

    ●2025年5月26日、東京大学・書籍部にあった。セッションで寄った日。平積み(1冊のみ)。

    【「学問の入口」フェア2025
    現在(いま)を考えるための教養書16選:企画 東京大学出版会】に選ばれて置かれていた

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    2025年05月09日
  • 東京大学「ボーカロイド音楽論」講義

    Posted by ブクログ

    鮎川ぱて『東京大学「ボーカロイド音楽論」講義』を読み終えた。
    本書は、その名前のとおり、東大教養学部で開講されている、ぱてゼミこと「ボーカロイド音楽論」講義を書籍化したものである。
    初音ミクなどで有名なボーカロイドによって歌唱される曲、ボカロ曲について、ジェンダー論や記号論などを交えながら、作品と作者個人を切り離して批評していく。

    特に印象に残ったのは、ジェンダー論についてで、あくまで本書(本講義)のジェンダー論は入門であるとされていたが、
    セクシャリティに「他称」はないと述べられているところなど、その人の性はあくまでその人自身のものなのだが、「男の子/女の子だから……」「男/女なのに……」

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    2022年08月04日

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