作品一覧

  • 戦略的人的資本の開示 運用の実務
    -
    1巻2,376円 (税込)
    岸田内閣が掲げる「新しい資本主義」実現に位置付けられた「人的資本開示」は、2023年度から全ての上場企業に法的義務として課されます。その状況下、上場企業やその関連会社及び上場準備企業の経営者と関係部門の実務担当者は、まず例外なく、2022年8月末に内閣府より公表された開示ルール「人的資本可視化指針」に基づいた企業価値向上のための準備を進めることとなります。  そこで本書では、「人的資本可視化指針」の内容を中心に投資家や経営者が必要とする知識を体系的に整理。また、実務者にとって有用な開示戦略の策定ポイントが事例や図表類で具体的にわかります。 【目次】 第1部 企業価値向上のための人的資本の開示  第1章 日本版人的資本開示を進める背景  第2章 投資に活用されるためのESG情報開示  第3章 投資家が注目する人的資本開示のポイント 第2部 人的資本開示の実務  第4章 国際標準ISO 30414への対応  第5章 開示する情報と開示上のポイント  第6章 開示に向けた実践的アプローチ  第7章 人的資本開示情報の分析 事例編   アリアンツ/ドイツ銀行/ベライゾン/小林製薬
  • 経営戦略としての人的資本開示
    3.5
    1巻1,980円 (税込)
    今日の株式市場において、ESG要素を重視する世界中の投資家は、企業価値創造の源泉である「人的資本」への開示圧力を強めています。そこで、本書では、ESG投資家が情報開示を切望する「人的資本」が国内外の政治経済の動向にどのような影響を与えているかを概観し、この動きが日本企業にとっても不可避な潮流であることを解説します。 人的資本経営におけるリーダーシップ、エンゲージメント、タレントマネジメント等の国内外の取組み事例を引用し、体系的にわかりやすく理解できるガイドブックです。 【目次】 序 章 人的資本の開示と企業価値の向上 第1章 資本主義の大転換―人的資本が企業価値の源泉になる 第2章 人的資本開示の世界的潮流―欧州、米国、そして日本 第3章 人的資本経営の実現とHRテクノロジーの活用 第4章 会計学からのアプローチー無形資産の価値をどう捉えるか 第5章 人的資本開示分析の方法論 第6章 企業価値向上のための3つの提言 事例編 ドイツ銀行/バンク・オブ・アメリカ/スターバックスコーヒー/日立製作所/楽天グループ

ユーザーレビュー

  • 経営戦略としての人的資本開示

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人的資本開示について学ぶべく読書

    メモ
    ・ラリーフィンクレター
      従業員との絆を深めるために何をしていますか
      あらゆるバックグラウンドの従業員が創造性、革新性、生産性を最大化するのに十分な安全を確保できるようにするためにはどうすればよいか
      取締役会がこれらの重要な問題を正しく監視していることをどのように確認しているか
      あなたの会社の文化は新しい世界にどのように適応しているか
    ・リーダーシップに対する信頼
      公平性、誠実さ、一貫性
    ・自分のスキルや能力を仕事に活かすことができているか
    ・エンゲージメントの高い社員とは、仕事を楽しみ、満足感を得て、組織の評判や利益を促進するために

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    2024年02月04日
  • 経営戦略としての人的資本開示

    Posted by ブクログ

    ISO30414という存在を知れたのが一番の収穫。ぜひデータを活用してほしい。
    多くの日本企業では入社依頼社員の能力を測っていないのではないかと思う。だから転職で他社の方が評価してくれる事が多いし、できる人が抜けていく。
    社員の働きがいを実現するには適材適所の勇気も必要だろうか。弊社では同じ職場の人間は同じ業務を分担して行う。それぞれ得意不得意があるだろうに。それをどうしたら適材適所で分担できるかは・・・・・・実践している企業で体験してみたい。

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    2023年02月18日
  • 経営戦略としての人的資本開示

    Posted by ブクログ

    会社の研修でお世話になった講師が執筆されたとのことで、
    早速購入して読んだ。もちろん、研修部署にも1冊謹呈されたようだが、
    自分の無駄なプライドと意地が邪魔をして、借りずに直接購入した。

    なんだろう・・・この本で書かれている「人的資本」とは、
    見えないけれども大事な指標だろうなと感じた。
    そして、見えない(容易に数値化できない)からこそ
    現実主義の経営者には、御座なりにされがちなのかも知れない。
    逆に、振り向かない経営者が多いからこそ、人への投資を
    積極的に行うことで、他社と差別化されるのだろうが。

    未だに日本では、以下のような会社が存在するのだろう。

    ・次期幹部が経営トップの「その場の

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    2022年07月03日
  • 経営戦略としての人的資本開示

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人的資本経営とは何か、なぜ大事になってくるのか、開示義務の成り立ちや考え方を知るには良いです。ただ、アナログを卒業してテックを使おう!という面が…。HRテックが溢れている中で、結局は義務だからと開示する企業が増え、このスコアもESと同じ扱いになってしまうのではと、危惧します。企業の世界観と理念、在り方を明確化無しに人的資本経営は成功しない。形だけのバズワードにならないことを願います。

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    2023年07月12日
  • 経営戦略としての人的資本開示

    Posted by ブクログ

    岸田内閣が2023年度から全ての上場企業にに対して、“人的資本の情報開示”を義務付ける方針を示した。元々菅さんが直轄プロジェクトとして着手していたもの。

    2021年末、S&P500の企業価値にしめる無形資産の割合が90%に対して、日本の時価総額トップ500社の企業価値にしめる無形資産の割合は42·8%である。無形資産、特に人的資本を育て、それを価値向上につなげていることを情報開示している企業を投資家は注目してるよと。

    とりあえずの“やっつけ開示”と、“戦略的開示”は違うから、やるならちゃんとやったほうがよいよねと。

    国際規格のISO30414は、11領域58メトリック(数え方これ

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    2023年01月03日

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