作品一覧

  • 「地霊」の黒い陰 災害の黙示録
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 災害や悲劇のあった場所には地霊の陰があることも多い。なかでも大量死の跡地や重大事件のあった場所などに蓄積された恨みや呪いは地霊となってその土地に記憶されている。昔から人びとはこれらの場所をクセ地やタタリ地、ノロイ地などと呼んで後世に伝えようとしてきた。地霊は尊重すれば守護神にもなるが、傷つけると報復される。地霊の存在は証明されないが、地霊を尊重していれば被災を免れたのではないかと考えられる事例も多い。 本書は建築防災の専門家でもある著者が、日本のような災害列島において、とくに開発や工事にあたって地霊を傷つけることのないようにとの願いから書かれた啓蒙書である。
  • 基礎シリーズ 建築計画入門
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    1巻2,750円 (税込)
    「建築計画の意義」から「住宅地の構成」までを取り扱い、建築物の意義・役割を考える中から、単にその機能性や構造だけでなく、環境や社会との調和、街づくりまでを視野に入れました。

ユーザーレビュー

  • 「地霊」の黒い陰 災害の黙示録

    Posted by ブクログ

    本の著者は大阪大学名誉教授を務めた工学博士。ある事故をきっかけに大災害や大事故が起こる要因には、地霊が関係しているのではないかということに気づきます。なんでも地霊とは土地に宿り、その土地を所有したり、その豊穣をつかさどったり、そこにすむ人や物を守護すると信じられる精霊をいうそうです。
    この地霊に逆らわないよう固有の歴史や風土などを尊重して土地開発や建築を行うことにより優れた景観が生まれるとのこと。
    著者が地霊を意識するきっかけとなったのは、昭和47年の千日デパート火災、そのほか主だった大事故・大災害と地霊との因果関係を述べていてとても興味深いです。単なる迷信ともいえるし、土地の歴史など気にすれ

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    2017年12月29日

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