配信予定・最新刊

作品一覧

  • マーガレット王女とわたし:イギリス王室のおそばで歩んだ女官の人生

    ビジネス・実用

    -
    1巻2,673円 (税込)
    過ぎし日のイギリス王室と上流階級の世界 エリザベス女王とその妹・マーガレット王女の幼なじみとして、王女の女官として、公私ともに王室一家のそばで生きてきた男爵夫人の回想録。 1932年、著者はレスター伯爵の長女として生まれた。両親とも、女王の女官やその父王の侍従を務め、著者は女王の戴冠式で、6メートルの裳裾を持って付き従う大役を仰せつかる。一方、23歳で結婚した富豪の夫は、才能と魅力に恵まれつつも度を越したエキセントリックさで、国内外で騒動を引き起こす。喜びも不幸もけた外れの結婚生活だった。 波瀾の日々の支えが、立場の差はあれ気の合う友人のマーガレット王女だった。同時に、型破りな王女の女官が30年も務まったのは、極端な性格の夫に接し慣れていたからでもあった。イギリスでも毀誉褒貶相半ばする王女だが、慈善事業に熱心で常に前向きなその生き方を、そして女王の素顔や王室の人々を、著者は魅力的に描き出している。他に登場人物はスペンサー伯爵(ダイアナ妃の父)、レーガン大統領夫妻、イメルダ・マルコス、ミック・ジャガー夫妻、デイヴィッド・ボウイら、錚々たる顔ぶれ。
  • 写本に描かれた本たち:西洋中世からルネサンスにみる本の象徴性と実用性
    NEW

    ビジネス・実用

    -
    1巻4,455円 (税込)
    写本挿絵が語る書物文化の構造、性質、存在意義 本書は、大英図書館所蔵の五~十六世紀末の貴重な写本を中心とする図版九十点あまりを土台に、いわば写本挿絵自身が語る書物の社会的、霊的役割の分析を、目で見ながら味わうものである。 序論では、書物の物理的な形式、書物の象徴性と実用性、古代からルネサンスにいたる書物のイメージの変遷、ヨーロッパ文化圏を超えた広域な書物文化についての考察がなされ、本書で扱うテーマ全体が整理されている。続く第I・II部では、キリスト教信仰における聖なる象徴としての「神の言葉」や「命の書」といった概念の視覚化、世俗写本に関しては「記憶の宝庫」や「法の重み」を代弁する本の姿が登場し、それらを知の伝統、芸術、信仰の交差する場として読み解いている。受胎告知の場面で描かれる聖母マリアの読書、文字を書く人の足元に置かれた巻物の意味……。描かれた本のページ上の微細な文字は、文字様の線にすぎない場合もあれば、聖書の一節や、天使のお告げに対するマリアの返答が記されていることすらある。 「書物」を描いた写本作品をテーマ別に展開する本書は「書物」の図像学研究の基礎となるだろう。 【目次】 I 象徴としての本 第1章 神の言葉 第2章 主の律法 第3章 聖母マリアの読書 第4章 美徳と悪徳の人生と書物 第5章 書物自身 II 実用品としての本 第1章 写字生と著者 第2章 教師 第3章 読者 第4章 本の贈呈 第5章 典礼用と世俗用の書物 第6章 書物の救出と破壊  用語集/監修者あとがき/精選文献目録
  • 中世の写本ができるまで

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻4,455円 (税込)
    解説を聞きながら鑑賞するような楽しみ 写本制作は盛期ルネサンスまで千数百年にわたって、多様な環境のもと、ヨーロッパの津々浦々で行なわれてきた。その特徴としてすべての事例にあてはまるものがないほどだ。本書はそんな中世の彩飾写本(彩色だけでなく金か銀が施されているものをこう呼ぶ)が作られる工程を、制作に携わったひとびとの視点に寄り添う形で、写本研究の第一人者が解説していく。 中世に使われていたインクやペンは、今日使われているものとは性質も製法も異なった。挿絵の中の写字生は現代のペンとは違った持ち方をし、文字もじっくり観察すれば、現代のアルファベットとは書き順が異なる。同様に、「挿絵のデザインは誰がどうやって決めたのか?」「インクで書き間違えてしまったら、どう対処したのか?」「羊皮紙ヴェラムの最高級品は本当に牛の胎児の皮製なのか?」といった、写本を鑑賞するうちに浮かんでくる疑問の数々が、オックスフォード大学ボドリアン図書館所蔵の写本を中心とする多数の図版とともに検討される。 西洋中世写本の愛好家にその魅力を伝えつつ、専門家にも貴重な写本の細部について、新たな世界を開いてくれる一冊。

ユーザーレビュー

  • 中世の写本ができるまで

    Posted by ブクログ

    題名の通り、羊皮紙の作り方から装丁にいたるまで写本の作り方を解説した本。実際の写本の図版がカラーでたくさん載っていて、読んでいてとても楽しい。写本の隅にある写字生の愚痴や下準備の罫線を引いた跡、装飾の手順や金箔の張り方など、当時の人々の生活が浮かび上がってくるような解説で面白かった。色とりどりの装飾で飾られた中身のみならず、皮に型押しや宝石や象牙などで豪華に飾られた本たちがぎっしり集められたという図書室、見てみたかったなあ。

    0
    2022年09月17日
  • 中世の写本ができるまで

    Posted by ブクログ

    中世の写本を作るのに使われていた紙や羊皮紙やインクや羽ペンの作り方やペンの持ち方、彩飾がどんな順番でされていたのか、写本の依頼がどう行われていたのかなど、細やかでわかりやすい解説が面白かったです。内容的には入門編のようなので、同じ著者の本をもっと読んでみたくなりました。

    0
    2021年07月09日
  • 中世の写本ができるまで

    Posted by ブクログ

    技術や書き方等、内容面白かった。
    「ベリー公の時祷書」単品で技術や顔料のことも含めて、1冊出してほしいので、マイナス★1つ。

    0
    2022年07月05日
  • 中世の写本ができるまで

    Posted by ブクログ

    ヨーロッパ中世のいわゆる写本の作り方を、羊皮紙のなめしから、写字、装飾、装丁の各工程を、豊富なカラーの図版付きで紹介している。といっても、事細かに技巧的なことを追っているというより、エピソードやコスト感など含めながら、中世史としても楽しめるものとなっている。何より写本のカラー図版が見ていて楽しく、本棚に納めて愛でたい一冊だ。

    0
    2023年11月17日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET