作品一覧

  • 満月のとちゅう
    4.8
    1巻1,540円 (税込)
    あの夏から季節がめぐり、冬。小学校の卒業記念の寄贈絵本づくりのメンバーになった美話は、心にアイデアの火を灯し、そして大きな失敗も経験する…。創作の道をゆくすべての人におくる、感動の物語!

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  • ソラモリさんとわたし
    3.9
    1巻1,540円 (税込)
    ふしぎなおとな「ソラモリさん」と小6の美話。コピーライターのソラモリさんがつむぐ〈言葉レッスン〉をとおして、美話の言葉がどんどん花開いていく物語。第3回ものがたり新人賞大賞作の市販化。

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ユーザーレビュー

  • 満月のとちゅう

    Posted by ブクログ

    コピーライターのソラモリさんと、物語を書いている美話。大人と子どもだけど、二人は気の置けない友人どうし。でも、美話はソラモリさんを尊敬してる。

    創作が行き詰まったとき、美話はソラモリさんに会いたくなる。ソラモリさんの言葉が、美話の創作を支えていく。

    例えば、心の畑を広げること。そのために、興味がないことも試してみること。たとえ「?」でも、それを楽しんでみること。

    例えば、アイデアが閃いたときでも、それにすぐに飛びついて「最初のバス停でおりないこと」。

    「創作」においては師匠と弟子のようだった二人が、同じ創作の道を歩む同志のようになる関係の変化も素敵だったな。「きみは、自慢の友だちだよ」

    0
    2024年08月31日
  • ソラモリさんとわたし

    Posted by ブクログ

    言葉をちゃんと使うことって難しいなと思いました。
    ソラモリさんと出会い美話が少しずつ成長していくお話でした。
    ソラモリさんと美話のやり取りが好き。

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    2024年03月31日
  • 満月のとちゅう

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    じぶんが生み出すものに、ていねいに向き合うことの大切さを知りました。

    美話と空森さんとの関係性がいい。全部言わなくても、お互いを尊重してるのが伝わります。
    最初のバス停で降りるな、と言う言葉。
    めちゃくちゃ刺さりました。
    これは全ての創作に言えることで、思いついた勢いでサクサクと進められたものを最上とするな、ということ。
    美話との対比となる文芸部同級生の直井さんと、これからどう2人が影響しあっていくのか、とっても楽しみです。

    0
    2023年11月06日
  • 満月のとちゅう

    Posted by ブクログ

    前作『ソラモリさんとわたし』の続編。
    はんださんの文章は瑞々しくて、心をぎゅっと掴んでくる。会話や感情の表現が見事。
    特に私の琴線に触れた言葉、シーンはこちら。

    ・普段、自分が興味のないことに触れてみると、心の畑が広がって、収穫量が増える。発想の幅が広がる。(ソラモリさんの言葉)
    ・小学6年生の時に作った絵本が成功だと言う唯ちゃんと、失敗だという美話。中学校に上がっても、「あのときどうすればよかったか考えてる」という美話に、「すごい!応援したい!」と本気で感激する唯ちゃんが愛おしい。

    ソラモリさんと美話ちゃんの今後の話も読んでみたい。続編が出ることを期待しています!

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    2023年09月21日
  • ソラモリさんとわたし

    Posted by ブクログ

    ずっと読みたいと思っていた作品、続編が発売になるそうなので、慌てて読みました。
    いやー、すごいものを読んだ。
    大傑作すぎる。

    大人のソラモリさんから教わる、言葉のレッスン。
    ソラモリさんと小6の美話、2人の空気感が絶妙で心地よい。
    「言葉をちゃんと使うひとになれたら、言葉にできない心が読めるようになる。」

    ソラモリさんのキャッチコピー、天才すぎんか…と思ったら、作者さんがコピーライターさんなのね。納得。

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    2023年09月05日

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