あらすじ
ふしぎなおとな「ソラモリさん」と小6の美話。コピーライターのソラモリさんがつむぐ〈言葉レッスン〉をとおして、美話の言葉がどんどん花開いていく物語。第3回ものがたり新人賞大賞作の市販化。
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Posted by ブクログ
言葉をちゃんと使うことって難しいなと思いました。
ソラモリさんと出会い美話が少しずつ成長していくお話でした。
ソラモリさんと美話のやり取りが好き。
Posted by ブクログ
ずっと読みたいと思っていた作品、続編が発売になるそうなので、慌てて読みました。
いやー、すごいものを読んだ。
大傑作すぎる。
大人のソラモリさんから教わる、言葉のレッスン。
ソラモリさんと小6の美話、2人の空気感が絶妙で心地よい。
「言葉をちゃんと使うひとになれたら、言葉にできない心が読めるようになる。」
ソラモリさんのキャッチコピー、天才すぎんか…と思ったら、作者さんがコピーライターさんなのね。納得。
Posted by ブクログ
言葉をちゃんと使う、って実は難しいこと。日常の何気ない会話で、どれほどきちんと使えてるだろう。誤魔化したりしちゃうことなんてしょっちゅうだろうな。
ソラモリさんと美話の会話が心地よい。コピーライターってすごいよなぁ。タイトルやテーマを決めるのに苦労してる身としては尊敬する…。本の帯なんかも、キャッチコピーによって手に取ったりするもんなぁ。ゆっくりでも、大事に言葉を使いたいなと思った。
Posted by ブクログ
フレーベル館ものがたり新人賞受賞。
賞を受賞したものなら、そんなにハズレはないだろうと感じつつも、過度な期待もせずに最近、児童文学の新人賞を受賞した作品を読んでいた。
この小説はさらさらとあっさり読めてしまうのだが、独特な心地よい雰囲気があり、かつ言葉の大切さをあらためて感じさせるものでした。
結構よい感じだと思います。
Posted by ブクログ
小学6年生の美話が、26歳のコピーライター空森さんと出会って、ひと夏の間、言葉選びのレクチャーをうける。ひとまわり以上年齢差のある2人が親密になっていくのは面白い。空森さん、ちょっと大人気ない。でも、そこがいい、たぶん。
親じゃない大人と親しくなる経験って、子どもを大きく成長させると思う。
覚悟を持って、言葉を使うようになった美話にたくましさを感じた。続編も楽しみ。